阪神・矢野監督の大人数会食を奇妙理屈で「内規違反ではない」と擁護した球団姿勢にネットは批判炎上…「監督は辞任すべき」の声も
阪急阪神HDのトップである角CEOの「ケジメが必要」とのコメントを“忖度”した球団サイドは揚塩球団社長の辞任で、これらの問題に一旦、幕引きを図ろうとした。現場にまで「ケジメ」の影響を及ぼすことなく矢野監督は続投させたいとの意向が強かったのだろう。だが、取材拒否をしている夕刊フジに、角CEOの直撃に続く第2弾を報じられた。この日の球団の報道否定は、矢野監督の続投路線だけは変えたくないという“あがき“だとも思える。 選手は、指揮官の背中を見ている。そんな指揮官を信頼しついていくだろうか。選手というのは、こういう不公平な裁定に敏感なものである。 「球団が許可していたから内規違反ではない」の発表で、すべてが不問に終わるほど甘い問題ではない。 今後、矢野監督の大人数会食の事実を知らなかった阪急阪神HDの“阪急グループ”が、今回の一件をどう受け取り、どんな”暗黙のメッセージ”を球団側に伝えるのか。そして「私の責任」が口グセの矢野監督自身が今回の問題の責任をどう取るつもりでいるのか。矢野監督自身の「ケジメ」が問われている。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)