ボクシングを再興する会が会見(全文1)「接戦した場合、やっぱり奈良やな」
日本ボクシング連盟をめぐる助成金の流用などの問題を告発した「日本ボクシングを再興する会」(代表者・鶴木良夫新潟県ボクシング連盟理事長)が8日、東京都内で記者会見し、山根明会長の一連の疑惑について告発に至った経緯などを説明した。審判不正の新たな証拠として、山根氏らの音声データも公表した。 会見には鶴木良夫代表(新潟県ボクシング連盟理事長)、アトランタ五輪代表の仁多見史隆氏(新潟県ボクシング連盟副理事長)、菊池浩吉氏(宮崎県ボクシング連盟副会長)のほか、弁護士の戸田裕典氏、岩井翼氏が出席した。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】ボクシング連盟・山根氏の疑惑を告発 『再興する会』が会見」に対応しております。
告発後も日本連盟はほとんどの疑惑を否定してきた
司会:定刻となりましたので、これより日本ボクシングを再興する会の緊急記者会見を始めます。登壇しておりますのは、正面向かって右から、告発人構成員、宮崎県ボクシング連盟副会長、菊池浩吉。告発人構成員、新潟県ボクシング連盟副理事長、アトランタ五輪代表、仁多見史隆。告発人、日本ボクシングを再興する会代表、新潟県ボクシング連盟理事長、鶴木良夫。告発人代理人弁護士、戸田裕典。告発人代理人弁護士、岩井翼です。それではまず、日本ボクシングを再興する会代表の鶴木より皆さまにごあいさつ申し上げます。 鶴木:皆さん、本日はお忙しい中、またお足元の悪い中お集まりいただき、誠にありがとうございます。日本ボクシングを再興する会代表の鶴木良夫です。今回、アマチュアボクシング界のことで世間をお騒がせしておりますことを心からお詫びいたします。また、告発状提出のタイミングがインターハイの直前となってしまったことで、高校生の選手、保護者、関係者、ファンの皆さまにも多大なご迷惑、ご心配お掛けいたしましたことを深くお詫びいたします。私たちは今年4月、日本アマチュアボクシング界を変えたいという強い思いの下、日本ボクシングを再興する会を立ち上げ、これまで日本ボクシング連盟のガバナンスを適正化すべく自浄活動を行ってまいりました。しかしながら日本連盟にまったく改善の兆しが見られなかったため、今般、JOCなどの関係機関に対して、告発状を提出することに至りました。日本連盟は告発提出後も私たちが指摘した問題点のほとんどを否定してきました。そこで私たちは本日、緊急の記者会見を開くことにいたしました。限られた時間ではございますが、誠心誠意お答えしてまいりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。 司会:それではこれ以降、式次第にそってご説明いたします。