プリプリ王者・渡辺未詩 1・4の挑戦者・瑞希は「挙国レベルで解剖しないと分からないバケモノ」と仰天主張
「プロレス・東京女子」(2025年1月4日、後楽園ホール) プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合とインターナショナル・プリンセス選手権試合の調印式が行われた。 プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合は第14代王者の渡辺未詩が、6度目の防衛戦で瑞希の挑戦を受ける。 瑞希は「今は未詩と素直に闘って自分がどうなるのか。この試合がどうなるのか、すごいワクワクしています」と現在の心境を明かした。前哨戦では「やっぱりどう考えてもバケモノ」だと感じたといい、「プリンセスだけどバケモノなだけで、プリンセスには変わりない。私は生まれてこの方プリンセスなので、私の国と未詩の国がぶつかり合うことで真のプリンセスを証明できるように頑張りたい」と意気込んだ。 渡辺は「今日は一切、手が震えずに自分の名前を書けた。そういうところから、チャンピオンとしても今すごく成長できているなと思っています」と自信をのぞかせ、「このベルトを持つ人は一番強くありたい、キラキラしてたい、もっともっと広めるようなことをしていきたい。もっともっといろんなことに視野を広げて挑戦的になって、誰かの目に留まる試合をこの日したいなと思っています」と意気込み。 瑞希については「プリンセスなんですよ。でもバケモノです!どういう体になっているのか解剖してみないと、瑞希さんの強さって分からない。国を挙げてのレベルで体を解剖しないとわからない。なのでバケモノか、改造人間とかなんじゃないかなってにらんでいます」と仰天分析を披露した。 また、「なんでプリンセスが好きか、プリンセスでありたいかっていうと、プリンセスって強いんですよ。心もすごい強くて、いつだって映画の中では心が強いし。ヒロインは脇役ではないんですよ。主人公がいてヒロインがいるというふうに言葉で使われますけど、プリンセスはヒロインではなく主役なんです。それぐらい心を強く、私はもっともっと最強のプリンセスを目指していきたい」と、独自のプリンセス哲学を開陳した。 ◇ ◇ インターナショナル・プリンセス選手権試合は、第12代王者の荒井優希が、好敵手と認め合う鈴芽の挑戦を受けて、7度目の防衛戦を行う。 鈴芽は米国遠征がきっかけで「東京女子プロレスをもっともっと広められる選手になりたい。それが一番できるのは、インターナショナルのベルト」だと思ったといい、「誰が荒井優希に勝てるんだろうって思っちゃってる自分もいて…でも、私がその存在でありたい。私がこのベルトを奪います」ときっぱり。 昨年の1・4後楽園ホール大会でベルトを獲得し、1年にわたってキープした荒井は「防衛最多記録を更新することもできて、すごい充実したチャンピオンとしての時間を過ごしてるなって気持ちはあるんですけど、インターナショナル・プリンセスのベルトなのにこのベルトを持って海外に行けてないこととか、行けてない場所だったりやりたいことがたくさんある」と今年を総括した。 来年3月でSKE48を卒業することが決まり、「その後のプロレスラー人生を過ごす荒井優希にとって、最初からこのベルトが隣にいてくれたらこれ以上ないほど心強いと思うし、自分に自信が持てるなって思うので、このベルトとまだまだ先に進めるように。今回も防衛して、次に進んでいきたい」と、防衛を宣言した。