「非常に寒さを感じにくい服」を実現させる、ワークマンの脅威の新素材「Xシェルター」の全貌
こだわり抜いたディティールの数々
山田: 2024年秋冬では「Xシェルター」を用いた製品がいくつか発売されるそうですね。 川田: まずご紹介したいのが、「断熱ジャケット」(3,900円)です。ワークマンが長年培ってきた、ワークウエアづくりのノウハウを全投入しています。
川田: まず、ワークウエアとして重要なのは動きやすさ。腕の上げ下げなど、楽に動けることを重視した立体的なパターンを採用しています。
川田: フードは丸めて襟に収納できるようになっています。
川田: フロントと左右のポケットには、止水ジップを用いています。胸にはコンシールファスナーを使った目立たないポケットも設けています。
川田: 左裾の内側には、ペットボトルなどが入れられるサイズの内ポケットを設け、十分な収納力を備えています。
川田: 袖は、「Xシェルター」の断熱効果を最大限に生かせるように、冷気の侵入を防ぐリブ仕様になっています。
川田: 夜間の安全性を高めるリフレクタープリントで、「Xシェルター」のロゴをさり気なく入れています。
川田: 目立ちませんが、細かいところにもこだわっています。着用したときに冷たさを感じにくいように、アウターが直接肌に触れる襟元には起毛素材を部分的に用いています。
川田: 「Xシェルター」独自のディテールとして、内側にサーモメーターが付けられています。昔、キーホルダーに付いてましたよね? 小学校の修学旅行のときに買ったような。あれと同じで、衣服内の温度がわかるようになっています。
川田: こちらは「断熱ベスト」(2,900円)です。
川田: 基本的には、「断熱ジャケット」のベストバージョンという製品ですが、こだわっているのがフードです。横を向いたときに視界を遮らないように、フィット感を細かく調節できるようにしています。
川田: また、できるだけ冷気が入らないように、アームホールのフィット感にはかなり気を配りました。
川田: この「防水ウォームアウター」(4,900円)は、レディースアイテムです。ファッション性にもこだわっており、ウエストを絞ってシルエットに変化が付けられます。