宇宙飛行士・野口聡一さんが帰国会見(全文3完)オールJAXA、オールジャパンの勝利
3種類を達成したのは世界初
司会:ありがとうございました。ちょっとまだご質問されたい方もあったかと思いますが、恐れ入ります、次、フォトショットを、ちょっとあらためてになりますけれども質問のほうはこれで終わりにさせていただき、フォトショットにしたいと思います。どうぞ皆さま質問のほうありがとうございました。 では野口さん恐れ入ります、ちょっと進んでいただくとあちら側にフォトショットの現場がございますので、そちらでお願いいたします。 <~00:57:06> <00:59:57~> 司会:ありがとうございました。では恐れ入ります、ムービーの方も終了ということでよろしくお願いいたします。ではこれをもちまして、野口聡一宇宙飛行士の日本帰国記者会見のほうを終了させていただきたいと思います。野口さん、なんか特に最後、一言ありますか。大丈夫ですか。はい、すいません。 野口:何、時間が余ってるの? 司会:いやいや、そんなことはないですけど。一言。 野口:本日はありが、あ、そうだ、ギネスのあれがあるかな、賞状。本当に今回、世界記録っていう先ほどお話ししたとおり、これ、私のっていうよりはチームとしての、JAXAのオールJAXAとしての見事な成果だと思うので、1つは15年にわたって船外活動をやりましたっていう、2回の船外活動の間が15年間空いたっていうのが初めての記録。もう1つは3種類の違った方法で宇宙から帰ってきたと。宇宙からの帰還。立花先生の本じゃないですけど。それが今のところ、滑走路、スペースシャトルの滑走路とソユーズのもう地面に落ちてくるのと、草の上に落ちるのと。今回は海の上な。イルカが泳いでいる海の上に降りてきたんですけど。そういう意味では3種類を達成したのは世界初。現時点では私だけということで、外から表彰していただいて。 これはもう本当に宇宙船、有人宇宙船を持っていない日本の宇宙飛行士がそれを達成したっていうのは、もう本当に調整能力、外交能力というか、JAXAの皆さんのいろんな調整のたまものだと思うので、本当にこれは私というよりは、文部科学省も含めて監督官庁も含めてJAXAの皆さんの勝利だと思いますので、本当にJAXAの皆さんにささげたいと思います。一応、こんな感じで。 司会:ありがとうございました。ではこれをもちまして会見のほう、中継のほうも全て終了としたいと思います。皆さまどうもご視聴、ご参加ありがとうございました。 野口:ありがとうございます。 (完)【書き起こし】宇宙飛行士・野口聡一さんが帰国会見