経歴詐称疑惑 維新・岬麻紀議員が会見(全文1)常勤の講師ではないという意味で
日本維新の会の岬麻紀衆議院議員は16日午後、記者会見を行って自身の経歴詐称疑惑について釈明した。 【動画】「認識と確認の甘さあった」経歴詐称疑惑 維新・岬麻紀衆院議員が会見(2022年5月16日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「認識と確認の甘さあった」経歴詐称疑惑 維新・岬麻紀衆院議員が会見(2022年5月16日)」に対応しております。 ◇ ◇
詳細の説明を本人からさせていただく
司会:それでは、ただ今より藤田幹事長の会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。 藤田:皆さん、今日はお集まりいただきましてありがとうございます。月曜、始まりましたね。今週もどうぞよろしくお願いいたします。本日は、ちょっと幹事長会見ということで、報道関係者の皆さんに回させていただいたんですが、岬麻紀議員の経歴について、少し、各種報道が出ておりまして、疑念を持たれているということがございまして、その詳細の説明を本人からさせていただくという会見をさせていただきます。先ほども申し上げましたが、質疑応答の時間も取らせていただきまして、で、かつ、今日、週の始まりですが、私に質問、その他の事案でありましたら、別に最後、構いませんので、皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。それでは、本人から趣旨のご説明をさせていただきたいと思います。
杏林大学と亜細亜大学に問い合わせ
岬:まずは、皆さま、本日はご多用の中、こうしてお集まりをいただきまして、誠にありがとうございます。そして、日頃から私を支援、応援をしてくださっている皆さま方に、大変なご心配をお掛けしております。お騒がせをしておりまして、誠に申し訳ございません。どうぞ、本日はよろしくお願い申し上げます。それでは、ここから着席にてお話をさせていただきます。失礼いたします。 まず、会見が本日になったことからご説明をいたします。私が担当しておりました講師職が非常勤講師に該当しないということを、今回報道を受けるまで認識をしておりませんでした。今回の報道で初めて知りましたので釈明するに当たりまして、記憶が不正確なままでは説明ができないと思い、調査、確認書類をそろえるのに時間が掛かったということが、まずの理由でございます。 具体的には私が講義を行った日時、講義の内容、対価の支払いに関して、杏林大学と亜細亜大学に問い合わせをいたしました。また、非常勤講師についても調査をいたしました。結果、杏林大学からは5月の6日、亜細亜大学からは5月13日に最終の回答を得ることができました。詳細は別紙のとおりでございます。 次に、選挙公報のプロフィールに、非常勤講師と記した経緯についてお話を申し上げます。当時の記憶をたどりますと、立候補の準備のため時間がなかったこともございますが、私が日頃使っておりましたプロフィール というものがございます。それを、まずは提出をいたしました。その中に、亜細亜大学と杏林大学の記載もございます。ただ、そこでは記載に非常勤講師という文字はありませんでした。 講師職の説明です。2019年7月の参院選当時、私は杏林大学の講師職の委嘱を受けておりました。その講師職は、学生の履修科目の対象となる、つまり単位取得の対象となる科目の講師でございました。1人の講師が全てのコマを担当するのではなく、何人かの講師が授業を担当するという形式でございました。そしてまさに、選挙期間中に講義を行う日がございました。2019年7月13日が当たると予想されておりました。あらかじめ減税日本に自分のやっている講師職の内容、これはたとえ選挙期間中であってもキャンセルができない理由などを説明して、当日担当をすることになりました。 次に非常勤と記した理由についてでございます。非常勤講師との記載については、当時の私の認識と確認の甘さが原因であると考えております。当時、私は非常勤講師の定義について、特に調べてはおらず、各大学によって扱いや手続きの違い等があることなど、知識はございませんでした。