経歴詐称疑惑 維新・岬麻紀議員が会見(全文1)常勤の講師ではないという意味で
経歴を詐称しようという気持ちは毛頭ない
今回、各所に問い合わせをいたしました。自分が担当している講師職を、公報に記載するに当たって、まさに選挙期間中にこの講師職を行っていたこともありまして、単に講師と記載をしてしまうと、有権者の皆さまに、いつも大学で授業をやっている大学の先生のような誤解を与えるのではないか。それは違うと思いました。それで、いつも大学で講義をやっている大学の先生、つまり、常勤の講師ではないという意味で、常勤の対義語から、単純に非常勤と付けたという、そして非常勤講師と記載をするに至りました。経歴を詐称しようという気持ちは毛頭ございません。 次に非常勤講師について。今回の報道を受けまして、文部科学省高等教育局大学振興課に問い合わせをいたしました。法律的に非常勤講師の明確な定義はないと回答をいただきました。調べましたところ、実際にどのような立場の方を非常勤講師というのか、各大学によってまちまちということです。一般的には、期限付きで雇用している専任教員ではない方を非常勤講師と規定している大学が多いようですが、教授会での推挙が必要な大学もあれば、そうではないところもあります。受け持つ講義によって区別をする大学、また、雇用契約を結んでいるかどうかで区別をする大学もあるようです。中には、業務委託をしている招聘講師、アドバイス・アシスタントも含めて非常勤講師と定義をしている大学もあるようです。
講師の委嘱であると回答を得た
杏林大学、亜細亜大学における講師職については、今回、両大学に問い合わせをしました。私が委嘱を受けた講師職について伺ったところ、杏林大学からは雇用契約を結んでおらず、非常勤講師ではなく外部の講師の委嘱である。亜細亜大学からは非常勤講師には当たらず、大学内のキャリアセンターやプログラムの講師の委嘱であると、回答を得ました。私としては当時、十分な確認ができておらず、有権者の皆さまには重ねて、深く陳謝をいたします。それでは、ここまでが、選挙公報の記載の件でございます。 次に減税日本、河村たかし名古屋市長からの指摘がございました、名古屋大学医学部附属病院の秘書職について、ご説明申し上げます。この件につきましては選挙公報とは関係がございませんが、私の記憶をたどりますと今から33年前のことでございます。1989年の当時、私は大学の二部、つまり夜間に通っておりました。そこで昼間は社会経験を積もうと、新聞の求人広告の載っていた募集、これで名古屋大学医学部附属病院、これは調べましたら、現在は名古屋大学大幸医療センターとなっておりますが、そこの秘書職に応募をいたしました。面接を受けまして、役員秘書に採用され、名古屋大学医学部附属病院分院の副院長、役員の秘書業務を行っておりました。以上、ご説明でございます。