楽天に3連敗した”満身創痍”の西武・辻監督が嘆く「ウチは力のない状態に…」
「しっかりとインコースにも投げられていた。そういうことができれば、あのぐらいのスピードでも抑えられる、ということだからね」 新型コロナウイルス感染拡大に伴って入国できない状態にあった、ローテーション右腕のザック・ニール、登録を外野手から内野手に代えたコーリー・スパンジェンバーグ、大砲エルネスト・メヒア、中継ぎ左腕候補のマット・ダーモディはそろって2日に来日。全員が出国前と入国後の検査で陰性判定を受け、隔離期間が経過した後に満を持してチームに合流する。 故障者が続出している状況にあるといっても、西武は開幕4カードを終えて6勝4敗1分けと勝ち越している。主力や外国籍選手がそろったときに、懸命に奮闘している若手や中堅との融合が新たなパワーを生み出すと信じて、当面は我慢しながら光明を見出していく戦いに集中していく。 (文責・藤江直人/スポーツライター)