「実業団の監督はつまらん!」青学大・原晋監督がチクリ!大学指導者との“熱量の差”を指摘「結果に対して責任を持っていない」「大学は5年でクビになりますからね」
1月2・3日に行なわれた第101回箱根駅伝は、青学大が10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8度目の優勝を飾った。閉会式後、原晋監督が実業団監督の指導法に非難の声を上げる一幕があった。 【画像】「大手町で笑おう」青学大が2年連続8度目の総合優勝! 第101回箱根駅伝の歴史に残る名場面をプレーバック! 原監督は、「実業団の監督はつまらんのですよ! 自分のポリシーを持って育成するという意識がない」とバッサリ。その理由について「『自分が金メダルを獲らせるんだ』という熱量の高い指導者が実業団はゼロ。サラリーマン指導者になっている。結果に対して責任を持っていない」と説明した。 一方で、「大学の指導者は、結果出さないと5年でクビになりますからね」と実業団との違いを指摘し、「本当に厳しい契約関係のなかで、みんな一生懸命やっている。朝は5時から起きて、夜も遅くまで学生指導して、夏合宿もずっと帯同して...。だから(選手と)心が通じて卒業しても一緒にやろうとなる」と持論を展開した。 さらに、原監督は駒澤大・大八木弘明総監督、國學院大・前田康弘監督、東洋大・酒井俊幸監督らの名を列挙しながら、「みんな真剣だもん。逃げられないですよ。結果出さないとひどいことになる。そういう領域で戦っている」と語り、「そういう実業団の監督がいたら教えてください。対談を企画してください。論破しますわ」と強く主張した。 構成●THE DIGEST編集部
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