実は知らないことが多い!?執事服にまつわる意外な事実
クールでカッコいい!女性執事服のスタイル
全日本執事協会では、女性執事の活躍も目立つ。颯爽とパンツスーツに身を包む彼女たちに、つい憧れを抱いてしまうが、女性執事の執事服もTPOに応じて変えているそうだ。
「基本的には男女関わらず、モーニングや燕尾服というのは共通しています。 ただ意外に思うかもしれませんが、女性は割とモーニングや燕尾服よりも、黒のワンピースなどをスタイリッシュに着ることが多かったりします。パーティーや華やかな場所なんかでは特にそうですね。 もちろん、お客様の指定があればモーニングを着用しますが、ちょっとした送迎や出迎えということであれば、ワンピーススタイルが選ばれることが多いですね」 女性執事のワンピースも、基本的には黒を基調とした品のあるワンピースになる。ノースリーブの形や、シンプルなイブニングドレスに近いワンピースだそうだ。女性執事のアクセサリーやメイクも一定のルールがある中で、いろいろと楽しんでいるとのこと。
女性執事もさまざまなキャリアから転職された方が多く、元キャビンアテンダントや、家政婦から執事に転職する方もいる。最近では、女性執事を希望する問い合わせも多いそう。 執事の階級も、ハウススチュワード、グルームオブチェインバー、セカンドスチュワード、ファーストフットマン…とさまざまだ。男女問わず、執事に必要となるのはどのようなスキルなのだろうか。 「執事というのは、ホスピタリティの精神やお客様に尽くすというところがすごく重要なので、そこを柔軟にできる方というところを一番重視しています。ですので、採用をする際も、形式にとらわれない面談を用いていて、柔軟に会話ができる頭が柔らかい方かというところを我々は見ていますね。 お客様が求めるところもさまざまで、長期契約の方もいれば、容姿だけを重視される方もいらっしゃいますので、そういったお客様にマッチする方がいれば、そういう専門の執事として雇うこともできるのでは、と最近は思っています」