大阪府・府内全域に「時短要請」決定 吉村知事「コロナを抑えることができるという風に判断」
知事「『またか』と思われることもあるかと思いますが」
吉村知事は、会議後の囲み会見で「緊急事態宣言も大阪・兵庫・京都で発令される見込みということで、感染状況、医療のひっ迫状況をみたときに、緊急事態宣言下において、飲食店のみなさんへの時短要請などのお願いをしたいと思います」と述べた。 また「これまでも様々なお願いをしている中で『またか』と思われることもあるかと思いますが、なんとか今の緊急事態を抑えることで、府民のみなさんの命を守る。できるだけ早めに対応するということで、できるだけ集中して対策を取ることが最終的な社会経済に与える影響もダメージが生じるのは避けられない状況ですが、抑えることができるという風に判断をしています。国の明日の判断もあると思いますが、14日からお願いしたいと思います」と続けた。
兵庫、京都が足並みをそろえて時短要請したことについては？
会見では報道陣から、兵庫県と京都府が足並みをそろえて時短要請を行ったことについての受け止めはという質問があった。 それに対し吉村知事は「京阪神については経済の人流という意味でもつながっています。なんとか大阪・兵庫・京都が一致団結して京阪神における感染拡大ををグッと抑える。もちろん大阪がいちばん都心部で多いので責任が重たいわけですから。感染拡大を抑えることに協力をして実行、実現させていきたいと思います。先日の会談の時にも緊急事態宣言が出たら、同じ措置でやっていこうと話もしていましたので」と答えていた。
