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横浜DeNAドラ2左腕の坂本裕哉がプロ初登板初勝利…なぜ今永、浜口、東と”左腕王国”の系譜が続くのか

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THE PAGE

横浜DeNAのドラフト2位の坂本裕哉(22)が25日、横浜スタジアムで行われた中日戦にプロ初登板、6回を投げ、わずか1安打5奪三振無失点の内容で初勝利を飾った。中日もドラフト3位の岡野祐一郎(26)が先発したが、5回までにタイラー・オースティン(28)の来日1号を含む5得点の大量援護に後押しされた。ラミレス監督は「期待以上のピッチング。将来エースになりえるポテンシャル」と絶賛。坂本は今永昇太(26)、浜口遥大(25)、東克樹(24)と続く“左腕王国“の系譜を引き継いでいく。

5回までノーヒット

 試合前、ラミレス監督は、坂本の強張った顔を見て不安がよぎったという。 「緊張しているな。大丈夫かな」  チームメイトからも「表情硬いぞ」と冗談半分で声をかけられた。  だが、それは坂本の鮮烈デビュー前の儀式でしかなかった。 「試合が近づくにつれ、高ぶり緊張しましたが、僕自身は、いい心持ちでした。試合に入ると冷静で緊張していなかった」  端正な甘いマスクが、プロ初マウンドに上がった瞬間、豹変した。  大島に投じたプロ第一球はストレート。148キロを表示した。簡単に二死をとったが、好調の高橋をストレートの四球で歩かせた。だが、4番のビシエドに力勝負を挑む。147キロのストレートでビシエドをセンターフライに打ち取ってみせた。  ここからは坂本のワンマンショーである。以降、5回まで打者12人をパーフェクトに抑えてみせたのだ。 「ストライク先行で、どんどん攻めていけたのが良かった。(初回に)四球を出したが、そこから切り替えてゾーンの中で勝負できた」  だが、6回にアクシデントに襲われる。  先頭の武田にセンターオーバーの二塁打を浴び、代打・石川駿に死球を与えた。この試合最大のピンチである。大島、アルモンテを抑え、アウトカウントを2つに増やしたが、高橋への初球に手元が狂った。戸柱が止められないワンバウンドになり、ホームをカバーした際、途中から降った雨で、ぬかるみデコボコになっていたバッターボックス内で足をとられ右足首をひねったのだ。 「違和感があった」ために一度ベンチに下がって応急治療を受けることになったが、坂本は、「投げ切りたかった。1点もやらない」とマウンドに戻ってきた。高橋に3球続けたのがチェンジアップ。タイミングを狂わせて一塁ゴロに仕留めた。

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