【動画】11日の天気 - 東北太平洋側 災害級大雨のおそれ 台風5号は東北へ 関東~九州は酷暑(10日19時更新)
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11日(日)は台風5号が近づく東北太平洋側で雨の範囲が広がり、断続的に激しい雨が降って大雨となる所があるでしょう。午後には風も一段と強まる見込みで、暴風や高波にも警戒が必要です。九州~関東は広く晴れて危険な暑さになりそうです。
台風5号は、12日(月)に暴風域を伴って東北にかなり接近し、上陸するおそれがあります。東北太平洋側では、早い所では10日(土)の夜から台風周辺の雨雲がかかり始めるでしょう。
11日(日)は東北太平洋側を中心に、断続的に活発な雨雲が流れ込むでしょう。11日(日)の午後は風も一段と強まる見込みです。暴風や高波にも厳重な警戒が必要です。 7月に大雨となった山形県や秋田県でも、大雨となる所がある見込みです。損傷・決壊した堤防などの修復が完了していない場所には近づかないようにしてください。
台風の動きが遅く、雨の影響が長く続きそうです。東北太平洋側を中心に8月1か月分の雨量を上回る記録的な大雨になるおそれがあります。土砂災害、川の増水や氾濫、低い土地の浸水などに厳重な警戒が必要です。旅行や帰省の予定がある方は、最新の交通情報にもご留意ください。
北海道は道東を中心に雨が降り、日本海側も次第に雲が増えるでしょう。関東から西は朝から広く晴れる見込みです。関東は台風周辺の湿った空気がりやすく、大気の状態が非常に不安定になりそうです。沿岸の平野部も含め、午後は急な雨や雷雨にご注意ください。 九州~関東では体にこたえる暑さが続きます。予想最高気温は甲府で39℃と、体温を超える危険な暑さになる所もあるでしょう。クーラーを適切に使用するなど、熱中症対策を徹底してください。(気象予報士・高橋亜弓)