名古屋市・河村市長が年頭会見(全文1)ベッドはぎりぎりの対応続く
さまざまな分野にコロナの影響
山田:副議長の山田昌弘でございます。あらためまして、皆さん、新年明けましておめでとうございます。令和3年の年頭に当たり、慎んで新年のおよろこびを申し上げます。お集まりの市政記者クラブの皆さまには、旧年中、何かとお世話になりました。深く感謝申し上げます。 また、コロナ禍の中、今この瞬間にも医療現場にてご奮闘をいただいております関係の皆さまには、心からの感謝を申し上げたいと存じます。昨年5月に副議長に就任して以来、例年とは大きく異なる環境の中で、中里議長の補佐役として円滑かつ公平な議会運営が行われるよう努めるとともに、市民の皆さんに寄り添い、その声を市政に反映させていくという議員としての役割を果たすべく全力を尽くしてまいりました。 新型コロナウイルス感染症は地域の医療体制を逼迫させ、コロナの患者さんはもちろん、緊急に対応が必要な他の疾病の患者さんの医療の提供にも大きく影響を及ぼしており、その対策は最重要課題でもあります。加えて、安心して子供を生み育てることのできる環境の整備、元気な高齢者が生きがいを持って地域で活躍ができるような取り組みなど、これまでも力を入れて取り組んできたさまざまな分野にもコロナの影響が及んでおります。 名古屋市会としても、こうした課題に対し1つ1つ丁寧な対応をし、実直に成果を積み重ねていく、それがコロナを乗り越え、市民の皆さまが将来に希望を持てる、そんな毎日が実現できるよう議会としてもしっかりと取り組んでまいりたいと存じます。今後とも副議長として中里議長をしっかりと支えながら、市政の発展、そして議会の円滑な運営に努め、市民の皆さまの負託に応えることができるよう、そういった議会づくりを目指してまいりたいと思っております。 市政記者クラブの皆さまには今後とも引き続きのご指導、ご鞭撻たまわりますよう心からお願いを申し上げますとともに、最後になりますが、医療従事者の皆さんはもちろんのこと、名古屋市の職員の皆さまも、年末年始、返上してコロナの対応に当たっていただきました。私の立場からも感謝と敬意を表すとともに、これからも引き続き、しっかりと取り組んでいただくことを、心からお願いを申し上げさせていただきまして私の念頭のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 男性:それでは質疑応答に移りますが、ちょっとレイアウト変更を行いますので、しばらくお待ちください。お願いします。 河村:よいしょ。マスクはどうする? 男性:マスクは着けたままでお願いします。 河村:着けたまま、はい。重苦しいな。 【書き起こし】名古屋市・河村市長が年頭会見 全文2へ続く