名古屋市・河村市長が年頭会見(全文1)ベッドはぎりぎりの対応続く
市議会としてコロナ対策全力で進めたい
中里:あらためままして、新年明けましておめでとうございます。市会議長の中里高之でございます。市政記者クラブの皆さま方には、お健やかに新年を迎えられたことと存じます。そして、旧年中は皆さま方には本当にお世話になりました。この場をお借りいたしまして、あらためまして厚く御礼を申し上げる次第であります。 さて、今、河村市長からもお話がありましたように、昨年はコロナウイルスのことで明け暮れた1年でありました。今年も、なかなかコロナが消えるということはないと思いますけれども、昨年同様、市議会におきましても感染症対策ももちろんのことでありますけれども、名古屋市独自の給付金だとか、あるいは経済対策、昨年以上に、市民の皆さん方の声をしっかりとお聞きをしながら、対策を全力で進めていきたいというふうに考えております。 と同時に、やはり安心・安全のことを思いますと、ご案内のとおり、この地域というのは30年以内に70%の確率で南海トラフ大地震が起こるという予測がされております。これに備えた防災対策、こちらもしっかりと対応してまいりたいというふうに思っております。と同時に、やはり近年、温暖化が原因かどうか分かりませんけれども、名古屋を少しかすめていっておりますけれども、大型台風が頻繁にこちらのほうに来るような傾向があります。風水害対策も同時に、しっかりと進めさせていただきたいと思います。 それから市長さんのお話にも少しありましたけれども、やはり未来を考えたまちづくりも進めていかなければならないと思っております。6年後には名古屋・東京を40分で結ぶリニア新幹線の開通が予測されておりますけれども、やはりこれに向けたまちづくり、今は名駅地区だとか、栄地区だとか、大須だとか、金山が中心になっておりますけれども、名古屋市全体、16の区に、全て皆さん方の実感が得れるようなまちづくり、そして、子供たちに継承ができるような基盤整備をしっかりと推進をさせることが名古屋市が発展する第一の基盤整備だというふうに思っております。 市政記者クラブの皆さま方には、今年も大変お世話になりますけれども、どうか協力的な報道をしていただきますよう、心からお願いを申し上げ、今日ご参集の皆さま方のますますのご活躍、ご健勝をお祈りを申し上げまして、簡単ではありますけれども議長からのごあいさつに代えさせていただきたいと存じます。今年1年、どうぞよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。