巨大ジャンクヤードで見つけた味わい深い廃車 40選 前編 一世風靡したクルマの終着点
ビュイック・エレクトラ(1969年)
7.0L V8エンジンを搭載し、最高出力360psを発揮した1969年型ビュイック・エレクトラ225は、0-97km/h加速を7秒強で走破。1/4マイルは15.7秒、最高速度は200km/hと謳われている。車重が2040kgもあった割には悪くない数字だ。ボディが腐食するにつれて、毎年少しずつ軽くなっている。
インターナショナル・ハーベスター・スカウト
インターナショナル・ハーベスター・スカウトの人気は高まっており、この1970年代後期の車両がそれほど錆びていなければ、おそらく今頃は誰かに救われていただろう。それでも、ガラスを含め、素晴らしいパーツがたくさんある。 ローナーズでは、他の多くのヤードと同様、窓を取り外す前に代金を支払わなければならない。これは賢明な経営判断だと思う。
プジョー504
プジョー504は、これまでに製造されたクルマの中で最も信頼性の高いものの1つとして認知され、アフリカの一部地域では今でも数万台が使用されている。その頑丈さは、数々のラリーでの勝利にもつながった。 1970年代の大半を通じて米国で販売され、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類が用意された。このワゴンに関しては、ボンネットの下に何が積まれているかは不明である。
AUTOCAR UK(執筆) 林汰久也(翻訳)