巨大ジャンクヤードで見つけた味わい深い廃車 40選 前編 一世風靡したクルマの終着点
オールズモビル・カトラスF85(1962年)
この1962年型オールズモビル・カトラスF85クラブクーペのルーフは、まるで巨大な缶切りで切り裂かれたかのようだ。わずか7909台しか製造されていない、比較的レアなモデルだが、コンディションは最悪。下回りは完全に腐っていて、おそらくリアアクスルが外れているのだろう。この下に置かれたクルマがわかる人はいるだろうか?
プリムス・レーザー
1989年に発売されたプリムス・レーザーは、クライスラーと三菱の合弁で生産された最初のモデルである。三菱エクリプスの兄弟車だ。カメラに最も近い車両はRS(ラリースポーツ)で、パワーミラーやパワーステアリングなど、多くの装備が追加されている。
ランブラー
ローナーズをうろうろしていたら、こんなものを見つけた。左は1950年代後半のランブラー・クロスカントリーで、右の青いのは1965年のランブラー・クラシックだと思われる。クラシックが何の上に置かれているのかはわからない。
キャデラック・エルドラド
キャデラック・エルドラドがもう22年もの間、生産されていないとは信じがたい。2002年4月22日にラインオフした最後の1台は、キャデラック博物館に寄贈された。この12代目後期型は運が悪く、ローナーズでその生涯を終えることになる。ボンネットを失ったが、かつてその下にあったノーススターV8はまだ残っている。
オールズモビル・トロネード
ビニールルーフは通常、10年ほどで劣化が始まるが、このルーフは40年以上の歳月を経ている。1980年代前半のオールズモビル・トロネードのもので、錆の問題に悩まされている。1978年から1985年の間に製造された第3世代のモデルだ。
ビュイック・リーガル(1980年)
ローナーズ・オート・パーツの広大な敷地が生い茂ることの凄さが伝わるだろうか? この写真には少なくとも5台のクルマが写っているが、簡単に識別できるのは2代目ビュイック・リーガルだけだ。今にして思えば、下草がほとんど枯れている冬に訪れるべきだったのかもしれない。ビュイック・リーガルは1980年のクーペで、この年に製造された21万4735台のうちの1台である。