参院選を前に論戦 「ネット党首討論」開催(全文1)消費増税は凍結すべき
4日に公示される参院選に向けた「ネット党首討論」(共催:ドワンゴ株式会社・ヤフー株式会社 協力:Twitter Japan 株式会社)が6月30日午後、都内で行われた。 【全編動画】参院選を前に論戦 「ネット党首討論」(2019年6月30日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「参院選を前に論戦 「ネット党首討論」(2019年6月30日)」に対応しております。 ◇ ◇
進行の説明
馬場:ただ今より、ネット党首討論各党党首にご登壇いただきます。日本維新の会、松井一郎代表。日本共産党、志位和夫委員長。公明党、山口那津男代表。国民民主党、玉木雄一郎代表。立憲民主党、枝野幸男代表。自民党、安倍晋三総裁。なお、社会民主党の又市征治党首は体調が万全でないためご欠席となります。それでは、ネット党首討論を始めてまいります。 夏野:皆さんこんばんは、夏野剛でございます。G20が終わり、政治もそしてメディアもこれから選挙一色となるこのタイミングで党首討論ができることになりました。皆さん、ご参加本当にありがとうございます。 馬場:ありがとうございます。同じく司会進行の馬場典子です。本日のネット党首討論は7月4日公示、21日投開票の今回の参院選に向けて、インターネットを通じて視聴者の皆さまの関心が高いテーマについて、各党党首のお考えを伺い、討論を進めてまいります。今回の討論のテーマは、Yahoo! 意識調査「今回の参院選一番の争点は?」というアンケートと、Twitterに投稿されている参院選の関連ワードなどを参考に、ネットユーザーの関心の高い2つのテーマとさせていただきました。 最初の討論テーマはこちらです。経済です。10月に予定されている消費税率10%の引き上げや、金融庁の報告書に書かれた、老後、年金収入以外に2000万円の資金が必要とした指摘、またアメリカと中国の貿易摩擦などにより暮らしへの影響が懸念されています。こうした問題の根幹である経済について討論していただきますが、討論に入る前にまずは、各党のお考えを述べていただきます。お時間はお1人90秒以内とさせていただきます。90秒を過ぎますとこのような合図の音がなります。その場合、例え途中でもお話を止めていただきます。各党、お話しいただきましたのち、それを踏まえて討論へと移ります。 夏野:それでは、まず最初に自民党安倍総裁からお願いいたします。