「若くて才能があり、大きく成長している」鈴木彩艶に元ブラジル代表のW杯V戦士が賛辞!「日本人はとても真面目で…」
「パルマは競争的なリーグでプレーする可能性を与えた」
日本代表の鈴木彩艶が所属するパルマは、ジャンルイジ・ブッフォンを筆頭に、セバスティアン・フレイなど、多くの名守護神が在籍したクラブだ。 【画像】三笘薫、鎌田大地ら海外組がジャカルタ到着!私服で登場した日本代表戦士! GKとして世界に名をはせたOBのひとりが、元ブラジル代表のクラウディオ・タファレル。1990年のイタリア・ワールドカップで活躍し、同年からパルマに移籍。1994年のアメリカW杯でセレソンの優勝に貢献した。 引退後に指導者となり、リバプールでコーチを務めるタファレルは、鈴木をどのように見ているのか。『Gazzetta di Parma』で「代表で一度見たよ。リバプールでプレーするエンドウ(遠藤航)を見ていたんだ」と述べている。 「そのときの失点で彼のポジショニングが悪かったか問われたが、彼は若くて才能がある選手だと答えた。実際、そこから大きく成長している。パルマは彼に競争的なイタリアのリーグでプレーする可能性を与えた。私は彼がパルマと一緒に成長しているところだと思う。よくやっているよ」 さらに、パルマのゴールマウスは安泰か問われると、タファレルは「彼の性格は知らない」と答えた。 「だが、日本人はとても真面目で信頼できる。仕事ができる人たちだ。だから、イエスだと思う」 開幕当初から飛び出しのミスや安定感への指摘は少なくない。セリエA第3節ナポリ戦では退場となり、勝っていたチームが逆転負けを喫するきっかけになったと批判も浴びた。だが、高精度のロングフィードが絶賛され、鋭い反応の好セーブも称賛されているのは確かだ。 タファレルが成長中と評した22歳の若き守護神は、偉大なるOBたちと肩を並べるような存在に飛躍できるか。イタリアでのさらなる活躍に期待したい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部