おひとりさまOK! 韓国・ソウルで行くべきおいしい店 5選
韓国を旅するときのお悩みあるある、「ひとりで食事ができる店が少ない」は、この5軒が解決。『エル・グルメ No.41』別冊付録『おいしいソウル案内』掲載。 ※掲載情報は2024年6月6日雑誌発売時のものです。 Photos CHUNG SUNGJIN (jaygraphy)
教えてくれたのは……
Heo Seung Ho(ホ・スンホ)さん 『最新版 本当は教えたくないおいしいソウル108店』著者。グルメパワーブロガー。日本のメディアから信頼を集めるコーディネート会社「タノインターナショナル」代表。
慶州食堂(キョンジュシクタン) @麻浦区
焼肉を気軽な定食スタイルで 「韓屋を改築した食堂で、さまざまな焼肉定食が楽しめます」と、ホ・スンホさんが推すこの店は、慶州にあるオーナーのおばあさんの家をモチーフにした内装に心なごむ。 平日のランチに提供するシグネチャー「モクサル(肩ロース)焼き定食」(1万4000ウォン)には質のよい雌の豚を使用し、慶州から空輸した味噌で煮込んだ味噌チゲ、ウコンごはん、おかずが付く。ひとりではチャレンジしにくいサムギョプサルやモクサルなどの焼肉も、定食スタイルなら安心だ。厨房で肉を焼いてくれるので、服に臭いが付かないのも人気。
上水(サンス)駅近くの路地にある、伝統的な建築様式で造られた韓屋をモダンに改築。 慶州食堂(경주식당) ソウル特別市麻浦区臥牛山路13ギル49-7(서울특별시 마포구 와우산로13길 49-7) tel. 02-322-1674 営業時間/11:30~15:30、17:30~23:00(22:00L.O.) 無休 インスタグラム/@gyeongju_bistro インスタグラムDMで予約可
ヨンドンコルバン @中区
平壌発祥の鍋料理をひとりで食べられる貴重な店 牛のさまざまな部位を薄く切り、春菊やねぎなどの野菜、きのこ、ゆで卵などを牛のだしで軽く煮る平壌の伝統的な鍋料理「オボッチェンバン」。 大きな鍋を囲んでシェアするのが一般的なメニューをひとり用にアレンジしたのは、「以北出身の祖母が作ってくれたオボッチェンバンを気軽に食べてほしくて」とオーナーのイ・ハンソクさん。ハリギリという山菜と高麗人参を入れ、肉の臭みを取ったスープはすっきりした味わいが印象的。 写真はオボッチェンバンの土鍋ひとり用バージョン「オボッタン」(1万1000ウォン)。