日本のスーパーは天国! マッシらイタリア人4人が「1日中いても飽きない」と証言する特別な魅力
日常生活に欠かせないスーパー。外国人旅行客が訪れる機会は少ないものの、日本に暮らす外国人の目線では驚くことも多いという。 【写真10点】「マッシらイタリア人に聞く、日本のスーパー」の写真をチェック
今回はマッシと友人のイタリア人3名に日本のスーパーについて語ってもらった!
外国人には勝手がわかりづらい日本のスーパー
海外を旅行するときは、現地の料理を食べたり観光地や美術館などに行ったりするのが一般的。だけど、観光名所ではなく、その国の細かい食文化と社会を無料で体験できる、ある意外な場所を知っているだろうか? 考えられないほどドキドキニヤニヤしながら、試したい気持ちを抑えられない。得体の知れないまま買ってしまい、最高に楽しめる時もあれば、最悪だ!となるときもある。 今日、読者を連れていきたい場所は「スーパー」だ。イタリアと違って日本のスーパーは未だに驚いたり理解できなかったりする。僕だけではなく、ほかの日本在住イタリア人にまで調査してみた結果、面白い意見が聞けたので併せて紹介しよう。
来日したての頃はスーパーに入る前、「買い物カート」と「カゴ」の使い方が分からなかった。カートにカゴをセットせず、そのまま使って買い物をしていると、店員さんが「カゴもつけるのよ」と優しく教えてくれた思い出がある。 しかも、スーパーによってカートはカゴを2つ乗せられるタイプだけではなく、3つ乗せられるタイプまであるのを知った。もしかしたら「ガンダム」の発想はこのスーパーカートが元ネタだった? と思わされるほどだ。イタリアのショッピングカートは大人2人が入れるほどデカくて、しかも重い。日本のに慣れたらもうイタリアには戻れない。
次は野菜売り場に移動しよう。イタリアでは野菜と果物を買うとき、量り売りが一般的だ。自分でビニール袋に入れて測って、機械から出てきたバーコードのシールを貼るというシステム。そして、野菜などを手でそのまま取ってはいけないというルールもあって、子供の頃のスーパーでの楽しみは「ビニール手袋を使うこと」だった。日本ではそのまま取って問題ないというスーパーがわりと多い。 さらに、日本では見かけない売り方がイタリアにはある。イタリアではキウイやオレンジなどはバスケットに入っていて、そのままレジに持って行くのだ。バスケット入りのフルーツが当たり前に家にあった理由はこれ。今思うと、海外っぽい。 ここからは日本在住歴の長いイタリア人ふたりにも日本のスーパーへの驚きや、イタリアとの違いについてコメントしてもらった。