美容院で月1回白髪染めをしていますが、友人から「ヘアカラー専門店のほうが安いよ」と言われました。通っている美容院から変えるのは心苦しいのですが、そんなにお得なのでしょうか?
近年は、ヘアカラー専門店、カット専門店などかつて1軒の美容院ですべて行っていたヘアケアの細分化が進んでいます。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい? ヘアカラーをこまめに行っている方のなかには、「美容院とヘアカラー専門店の両方を使い分けている」といった方もいるでしょう。その一方で、「美容院ですべてのヘアケアを行ったほうがトータルでは安くなるのでは?」と考える方もいるかもしれません。 そこで本記事では、ヘアカラー専門店と美容院でかかる費用の違いや使い分ける方法などを紹介します。
ヘアカラー専門店と美容院にかかる費用の差は?
美容院とは、カット・パーマ・ヘアカラーなどヘアケア全般を専門的に行う店です。一方、ヘアカラー専門店は、カラーだけを専門に行うお店です。カットやパーマは行わない代わりに、費用をおさえられるのがメリットです。 「できるだけ短時間でカラーをしてほしい」「費用をおさえてカラーをしたい」「ヘアカラーを自分でするのが苦手」といった方に一定の需要があり、近年は店舗が増えています。専門店のなかには、自分でカラー剤を持ち込んで施術してもらえるコースなどがあり、より費用をおさえられます。 ■ヘアカラー専門店は1000円代から ヘアカラー専門店の料金は店によって異なりますが、相場の目安は「全体染め」が2500~3000円、「部分染めの料金」が1000~1500円程度です。カラーの種類や髪の毛の長さによって、値段が変わってくるでしょう。 所要時間も40~60分程度で、美容院で毛染めを行うよりかなり短時間です。そのため、値段をおさえたい方だけでなく、育児や仕事で忙しくヘアカラーの時間がなかなか確保できない方にも人気があります。 ■美容院はカットとヘアカラーで6000円代から 美容院も、店舗ごとにヘアカラーの料金は異なります。相場の目安は6000円代からで、カットやシャンプーを加えれば、1万円代になるケースもあります。美容院はヘアカラー専門店よりも料金は割高ですが、カットやシャンプーなどトータルでヘアケアをしてもらえます。 また、長年通っている美容院の場合、担当の美容師が髪の質や自分の好みを覚えていて、細かく指示する必要がないといったメリットもあります。このほか、美容師によってはヘアカラーについてのアドバイスをもらえるのもメリットです。
【関連記事】
- ◆美容院のお会計を「クレジットカードで」と伝えたら、「手数料が上乗せされる」と言われました。本当に払う必要はありますか? そもそも、なんの手数料なのでしょうか…?
- ◆いつもカット代が「3000円」の美容院を使っていたのですが「1000円カット」に切り替えようと思っています。年間でいくら節約になりますか?
- ◆【要注意】「料金が未払いです」→「どうせ架空請求」と無視してたらまさかの「放置NG」だった!?
- ◆ドライヤーが面倒で「ショート」にしていますが、美容室に行く頻度が高くてお金がかかります。「ロング」にして美容室の回数を減らしたほうが節約になりますか?
- ◆定年退職の時点で「貯蓄4000万」の世帯は全国にどのくらいいる?