小池都知事が定例会見8月20日(全文2)パラ学校観戦は極めて教育的価値が高い
東京都の小池百合子知事は20日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池知事、パラ開催「理解いただきたい」 学校連携は「教育的な価値が高い」(2021年8月20日)」に対応しております。 【動画】小池知事、パラ開催「理解いただきたい」 学校連携は「教育的な価値が高い」(2021年8月20日) ◇ ◇
都内はもうほぼデルタ株に置き換わっている
賀来:私のほうからはデルタ株の状況についてご説明をいたしました。現在89.1%、ほぼ9割ということで、東京都内もうほぼデルタ株に置き換わっていると考えていいと思います。今、先ほど都知事も強調されましたように、このデルタ株の感染力というのは従来の2倍以上。従来1人から2.5人にうつすぐらいだといわれていたんですけども、1人から5人から8人。この8人という数字になってきますと、先日アメリカのCDCや英国でも、やっぱり8という数字になってくるとほぼ水痘に匹敵するような感染力もあり得るということになっています。ということは、今までの考え方ではとても対応できない。距離も1.2メートルから1.8メートル。会話も、従来であれば45分話せたところが20分というふうに、ほぼ倍のような形。いわゆる、今までよりも2倍の形でいろんなことに対応しなければいけないということになります。 まず、ワクチンの接種をしっかりと受けていただく。これが重症化を阻止するという意味では効果が出ていますので、これを、ワクチン接種を行いつつ、自分が人と接するときにしっかりと不織布のマスクを顔にフィットさせて着けること、そして換気ですね。
パラ大会の点火セレモニーをネット配信
これまで以上に、今までは5センチから10センチぐらい開けておけばいいんではないかといわれていたんですけど、もうフルオープン。あるいは学校なんかでも、今、以前、第1波のときっていいますか、昨年かなり多くの学校で完全に窓を開けて、ドアを開けていたということがあると思います。これは自宅療養でも一緒なんですけども、これから秋口になってそれほど寒くない時期になりますので、できるだけ換気を徹底していただく。 ですからワクチンの接種の徹底とともに感染予防策を徹底していく。そして、できるだけ人と会う機会を、先ほど都知事も言われましたように半分にしておく。感染対策もより倍ぐらいの強さでやっていくということで、この状況を皆さんで対応していっていただければと思います。私からは以上です。 小池:後ほどご質問もお受けしたいと思います。それではもう1件、別件でありますけれども私のほうからお知らせがございます。都内、パラリンピックの聖火リレーであります。今日、都民広場で集火式が行われたわけでありますけれども、62の区市町村、全て、都内の自治体で採火された、その火が1つの炎になったということであります。 今現在、北区のセンターのほうで点火セレモニーが行われておりまして、そのあと全国各地やパラリンピック発祥の地というのがロンドンの郊外にありますストーク・マンデヴィルという病院からこのパラリンピックの運動というのが始まっているんですね。そこでおこした火と、全国でそれぞれいろんな工夫をされた火とが1つになっていくわけであります。この炎が開会式で行われる24日まで都内を巡って、聖火ランナーの皆さんによってつながれていくということであります。点火セレモニーのほうについてはインターネットでご覧いただけますので、ぜひ見ていただければと。 それから、地元で予定していた、例えば踊りとか演奏など、スポンサーのご協力による義足のダンサーのパフォーマンスとか、こういったのがずっと用意してきたものであります。それらをまた、それとともに活躍する障害者の映像もご覧いただけますので、こちらのほうもぜひご覧いただければと思います。ご自宅でお楽しみいただきたい。 パラリンピックについてもオリンピックでのさまざまな経験を生かして、パラアスリートの特性を踏まえまして安全な環境で大会を開催できるように取り組んでまいります。ご支援のほど、そしてご協力のほど、お願いを申し上げます。オリンピック・パラリンピック準備局のほうで詳細についてはお尋ねいただければというふうに思います。私のほうから以上2点であります。