パラ開催、都民に「理解いただきたい」 学校連携は「教育的な価値が高い」―小池都知事
東京都の小池百合子知事は20日、記者会見し、24日に開幕する東京パラリンピックの開催について「都民の理解は得られるという認識か」と問われたのに対し、「是非理解していただきたいと思う」と述べた。 【会見動画】小池知事、パラ開催「理解いただきたい」 学校連携は「教育的な価値が高い」
小池知事は「実際に私も(2016年に)リオで観戦したが、オリンピックとまた違った意味で、パラリンピアンのパフォーマンス、競技に向けての挑戦、これらを実際に見ていただくのは極めて教育的な価値が高い」と指摘。学校連携観戦について「安全な対策をしっかりと講じていく。保護者のみなさま方の意向も踏まえて行うというもの」と語った。
パラリンピックに先立って開催された東京五輪については「アスリートの皆さんにプレイブックを守っていただき、徹底的な水際対策、定期的な検査、行動管理、健康観察ということで感染抑制に努めた」と主張。「その結果、空港検疫での陽性率も0.09%ということ。それから都内で入院された訪日者も最大で2人と、ある意味想定内の範囲」との見解を示した。 都内で新型コロナが感染拡大していることについては「現下の厳しい感染状況を踏まえながら(パラリンピックも)無観客としている」と語り、理解を求めた。