金足農業・吉田輝星投手がプロ志望表明(全文1)甲子園が自信につながった
プロの世界で通用するのか不安もあった
司会:はい、それでは一般の、ABS以外からの質問を受け付けます。挙手してお願いします。それでは後ろの白い服を着た女性、お願いします。女性の方お願いします。 TBSテレビ:TBSの宇内と申します。吉田投手に伺います。お願いします。今日のこの会見でも分かるように大勢の報道陣が集まっていますが、人生の転換期を迎えたこの数カ月間、大きな注目を集めて吉田投手自身はどう感じて過ごしていたんでしょうか、教えてください。 吉田:最初は甲子園を目指して、甲子園に出てたチームを追い掛ける立場だったんですけど、やっぱりチーム全体として甲子園で勝ち上がっていく中で、やっぱり追われていく立場っていうふうになってきたんで、そこで気を抜かずにまあしっかり、自分たちは自分たちのやることをしっかりやろうっていうふうに思ってました。 TBSテレビ:特に吉田投手への注目が集まりました。この報道陣を見ていても分かるようにご自身で数カ月間大きく変わったなと実感することなどありますか。 吉田:やっぱり甲子園前よりはすごい、注目のされ方が変わったっていうのが、一番大きいと思います。 TBSテレビ:それに対してポジティブに受け止めたのか、それとも少し不安な気持ちもあったのかな、何かありましたか。 吉田:周りの環境は変わったんですけど、しっかり野球の中ではしっかり自分の今までどおりのプレーをしっかりしようっていうふうに思ってました。 TBSテレビ:ありがとうございます。 司会:はい、続きまして、そうすれば一番後ろの黒い服を着てるスーツの方、男性、お願いします。 テレビ朝日:テレビ朝日の板倉と申します。吉田選手にお伺いをいたします。以前、吉田選手は巨人が好きだ、巨人に入りたいというようなことをおっしゃっていたと思うんですけれども、その気持ちというのは今も変わりませんか。 司会:大変失礼ですが、特定の球団に関する質問はご遠慮くださるようお願いいたします。 テレビ朝日:分かりました。吉田選手の中では、球団っていうのはもう心の中にはあるんでしょうか。 吉田:いや、プロの世界に入れるのあれば、チームは関係なくしっかり自分が、どのチームに行っても努力しようと思ってます。 テレビ朝日:ではご縁があればどの球団でも入りたいという思いなんでしょうか。 吉田:はい。 テレビ朝日:先ほど、たくさんの人と話し合ってプロ入りを決めたと話していましたけれども、その話し合う中で、本人自身の中で、いくつか選択肢があったと思うんですけれども、迷いというのはなかったんでしょうか。 吉田:やっぱり環境が、甲子園に出て急に変わったんで、そこはしっかり冷静に受け止めれなかったんで、少しだけ迷いはありました。 テレビ朝日:具体的にはどんな迷いだったんでしょうか。 吉田:客観的にしっかり自分を見た中で、しっかりプロの世界でも通用するのかっていうのをしっかり考えれなかったんで、そこが少し不安でした。 テレビ朝日:その中でも最終的にはプロに行くといった、その最大の要因っていうのはどういうところにあったんでしょうか。 吉田:やっぱり今まで、国体、甲子園、U-18って経験してきた中で、その経験が一番の決め手でした。 テレビ朝日:これから吉田選手の後輩たち、吉田選手を目標にして頑張っていくという選手がたくさんいると思うんですけれども、そういう後輩たちへはどんな言葉を残したいでしょうか。 吉田:自分を目指すのではなくて、自分もしっかり努力するんで、それよりも上に、自分よりもいい選手になれるように頑張ってほしいと思います。 テレビ朝日:ありがとうございました。