恩師が絶賛する石川佳純さんの〝カリスマ性〟「彼女の存在はすごく影響力がある」
恩師も〝カリスマ性〟を絶賛だ。卓球女子で五輪3大会連続メダリストの石川佳純さん(31)が4日、神奈川・横浜武道館で行われた「47都道府県サンクスツアー」に出席し、元女子代表監督で神奈川県協会の近藤欽司会長(82)とトークショーを行った。 【写真】石川佳純さんが華麗なドレス姿披露 2007年に当時14歳だった石川さんを世界選手権代表に抜てきした近藤氏は、取材に対し「当時(石川さんが)全日本選手権でベスト4に入って、試合での顔つきとか対戦相手との駆け引きを見て非常に伸びしろがあると感じた。将来この選手はきっと日本を代表して活躍できる選手になると確信した」と当時を振り返った。 近藤氏からの期待に応え、12年ロンドン五輪から3大会連続でメダル獲得。石川さんは「14歳の頃は世界選手権とか五輪に出たいとは思っていたけど、それは目標ではなく夢だった。目標だったり、世界で勝ちたいと思うきっかけを近藤監督がつくってくれた」と恩師への感謝を口にした。 2023年5月に現役引退し、現在はスポーツキャスターとして活躍。その傍ら、現役時代から開催してきた「サンクスツアー」を全国で実施中だ。この日は、33か所目となった神奈川県内の中高生ら約80人に実技指導を行った。 近藤氏は「子供も含めて卓球をやっている人からして、彼女の存在はすごく影響力がある。これからも卓球界の発展のために動いてくれたらうれしい」と第2の人生を歩む石川さんにエールを送った。
加田晃啓