大阪市・松井市長が定例会見10月22日(全文5完)改善幅は東京、神奈川より大きい
47都道府県の平均よりも下回っていたが
横田:東京と神奈川の例を挙げられましたけど、どっちも地方47都道府県の平均よりも下回ってたと。 松井:はい、それも調べました。これ、地方の成長率っていうのは、例えばGDPとかいろんなもの入ってくるわけですけど、この中には建設、それから宿泊・飲食とか、こういうのも入ってます。で、一番これで地方の平均上げてるのが宮城、岩手です。これは当時、震災で復興で建設の需要として、公共工事がもう、すごいお金が投入されてずっときてます。そう、ずっと。だから防潮堤とか、ああいう土木系工事。これが宮城でプラスの13.9、岩手はプラスの7.6。われわれが0.6とか0.8、東京は0.8、われわれ0.6、その間に宮城や岩手はプラスの13.9とか7.6という、地方の公共工事が発注されてます。これで平均すると、やはり地方平均がぐっと上がったということです。 横田:その辺は計算して発表する意向というのはないんでしょうか。 松井:今、発表したんだからちゃんと横田さん書いてくださいよ。 横田:いや、記録はしてるんですが。 松井:いや、だから僕がちょっと検証するいうところはきちっと書いて記事にしてるんだから。こういう答えだったいうのはちゃんと書いといてくださいね。 横田:分かりました。 松井:はい。
種苗法改定についてどう思うか
横田:次、また、臨時国会で種苗法改定が、自民党が成立させようとしてると。柴咲コウさんが、農家が窮地に陥る可能性があると、通常国会のときにツイートして、【浸透度 01:34:09】が広がって、農家に大打撃を与える恐れがあるんじゃないかという法案が臨時国会でおそらく可決になるんだろうといわれているんですが、維新、これは代表として、維新としてどういうスタンスで臨まれるのか。 ちょっと法案の1つ1つ、僕今まだ承知してるわけじゃありません。種苗法の、それが対決法案になるとかいうところもまだ全て承知してるわけじゃないので、そこは国会議員団の政調会長、幹事長に一度意見、聞いてください。 横田:菅総理と農政、種苗法改定とか種子法廃止について、新自由主義的な農政を進めてるというふうに菅総理はみられてるんですが、その辺の意見交換をされたことはないんでしょうか。 松井:菅総理は秋田の農家出身ですよ。農家の生き残るためにさまざまなことを、これまで何度も会う中で、地方の農業、これ、どうやって生き残るんやいうことがずっと考えて、いろんなことをやられてる、官房長官時代もやってました。だから安倍内閣になってから日本の農産品は海外の輸出額めちゃくちゃ増えてますよ。それで、今、横田さんが言うように、農業に新自由主義を取り入れる。で、農業の負担を上げるような考え方ではやっておられません。秋田の農家出身なんで。 横田:だから、おかしいんじゃないかということでありましてですね。 松井:いや、だから農家をどうやって守るかということを考えて、競争力を強化するというのは、これは必要です。でないと負けてしまうじゃないですか。日本人だけで、もう価格決まる時代ではないんですよ、今。だから農家を守るために、さまざまな提案をされてるんだと、こう捉えてます。 横田:すいません、最後に山口代表が来たのは、維新が公明党本部に依頼したんじゃないかと。公明党支持者の創価学会員の方がおっしゃってたんですが、これは佐藤浩創価学会副会長と菅さんが蜜月関係、太いパイプなので、菅さんにもお願いしながら実現したんじゃないかと推測してしまうんですが、なんからの働き掛けをされたことはありますか。 松井:推測でしょ、それ。公明党本部が本気で都構想を賛成多数にするためにさまざまな形で活動をいただいております。 横田:ありがとうございます。