アートフェア東京、次回は2025年3月に開催決定
今年3月に18回目が開催された「アートフェア東京」。次回は、2025年3月7日~9日の会期で、今年同様東京国際フォーラムで開催される。 アートフェア東京2024(3月7日~10日)は、国内外から156軒のギャラリー/美術商が出展し、文化庁および19ヶ国大使館、12自治体の後援により開催された。4日間の入場者数はのべ5万5015人となり、出展者総売上は32億8000万円(出展者任意アンケートより推計)を記録。昨年を上回る結果となった。以下、今期のレポートをプレスリリースより抜粋して掲載する。 秋頃からマーケットの軟調さが目立ってきたため、フェアでの売り行きが危ぶまれる向きもありましたが、実際にフェアが始まると、むしろ前年よりも買い手の勢いが強いとの印象でした。1億円以上の作品が古美術から現代美術まで幅広く展示され、それぞれの作品に対する来場者からの買い意欲も感じられ、相場の底堅さを感じさせられました。 金融市場が不安定な中、来年に向けてのアートマーケットの状況は予測が難しいですが、日本のアートマーケットは引き続き欧米マーケットを追いかけている状況です。このため、来年のアートフェア東京も堅調な展開が期待されます。 (2024年5月20日 プレスリリースよりレポートを抜粋)