【昇格を分けたものとは……24年シーズンのJ2を振り返る(2)】横浜FCと対照的な快進撃を見せた長崎も昇格できず……山形、岡山、仙台に差を付けたハイレベルな“三つ巴”
清水エスパルスが途中、苦しみながらも安定した戦いぶりで自動昇格を果たしたが、2位の横浜FCは一時、清水と優勝争いを演じながら、終盤に大きく失速して、3位のV・ファーレン長崎にギリギリまで迫られた。最後はアウェーで、難敵のレノファ山口との戦いをスコアレスドローで乗り切る形で昇格を決めたが、そのギリギリを戦い抜けたことも立派なチーム力だ。 ■【画像】「可愛すぎだろ」「美しい!」27歳の人気女性タレントのJ1昇格PO「緊急観戦ショット」■ 就任3年目の四方田修平監督はコレクティブな組織をベースに、3ー4ー2ー1というシステムの中で、バランスとスペシャリティをうまく配分しながら、強固な守備と迫力ある攻撃を組み合わせた。 特に攻撃面では札幌から加入した福森晃斗が、良質な左足のキックを生かした展開力とセットプレーを武器に、シーズン14アシストを記録。前線では浦和から期限付き移籍で加入の橋利樹が精力的な守備とポストワークで攻撃の厚みを引き出した。ストライカーとしては4得点という数字は寂しいが、四方田監督がスタメンで起用し続けたことが、戦術的に外せない存在だった証拠だ。 無論、横浜FCの強みは豊富で多彩な攻撃陣にある。190cm94kgという圧巻の体躯を誇る櫻川ソロモンをはじめ、10番を背負うテクニシャンのカプリーニ、経験豊富な伊藤翔、夏加入のジョアン・パウロなど、前線の選択肢が多く、5枚交代という現行ルールを最大限に生かした終盤の得点力は横浜FCが勝点3を取っていく原動力だった。 いかにも横浜FCらしい戦いを象徴するのが、2-0で勝利したホームの清水戦だ。前半の早い時間帯に、ショートコーナーから福森が上げたクロスをファーサイドでガブリエウが合わせるという形でリードを奪うと、清水の攻撃を5バックで受け止めながら、鋭いカウンターを繰り出す。最後は櫻川のヘディングがブロックされたこぼれ球を伊藤が押し込んだ。
■横浜FCとは対照的だった長崎
非常に手堅いスタイルではあるが、新守護神として君臨した市川暉記、キャプテンのガブリエウを中心に守備を固めて相手のストロングを出させず、攻撃ではカウンターとポゼッションからのクロスボールをうまく組み合わせて、効率よく仕留める。そうした戦いが安定してできていたからこそ、シーズン中に20戦無敗を記録するなど、清水と熾烈な首位争いを演じるまで行けたのだ。 しかし、終盤戦は深刻な得点力不足もあり、ラスト7試合で、鹿児島ユナイテッドに1-0と勝利したのみで、ベガルタ仙台とファジアーノ岡山に連敗を喫するなど、長崎の猛追を許す結果に。それでも守備が大きく崩れることはなく、1年でJ1復帰を果たす支えとなった。 その横浜FCを最後まで追い詰めた長崎は対照的に、ラスト10試合で7勝2分1敗と、まさしく快進撃だった。それだけに、シーズンを通して見ると、7月から9月にかけて、7試合で未勝利という失速を経験したことが響いた。74得点は清水や横浜を大きく上回る数字であり、18得点と第ブレイクしたマテウス・ジェズスを筆頭に、15得点のエジガル・ジュニオ、12得点のマルコス・ギジェルメ、10得点のフアンマ・デルガドと、4人の選手が二桁得点を記録したのは異例だ。
【関連記事】
- ■(この記事の続きを読む)【昇格を分けたものとは……24年シーズンのJ2を振り返る(1)】清水エスパルスの“4人のタレント”が揃った時の爆発力と、その安定感をもたらした選手とは……J1復帰に結び付けた個性
- ■「奥さん美人…」「綺麗過ぎてビビる」日本代表FW小川航基のゴールパフォーマンスがきっかけで「美人すぎる妻」が再脚光!「めちゃくちゃ綺麗」「美男美女」の声
- ■「奥さん美人すぎる」「めちゃくちゃ可愛い」J1川崎MF橘田健人の祝福に駆け付けた「美人妻」にファンざわめく!「奥様めっちゃキレイなお方ですね…!」と注目集まる【人気記事】
- ■「身長差がいい感じ」川口春奈と三笘薫の「肩くっつけショット」が大反響!「え!かわいい!かっこいい!最高」「この絵最強過ぎる」とファン興奮【人気記事】
- ■「奥さん美人すぎる」J2清水DF高橋祐治の「元AKB48メンバー妻」がスタジアム来場で大反響!「Jリーガの奥さん綺麗過ぎてビビるシリーズ」などファン驚き