「日本人は家事を頑張りすぎている」時短のプロが断言する“家事を減らす”5つの秘訣
4. 悩まない仕組みをつくる
日々の家事で何をどうすればいい良いか迷わないように、スムーズに進む仕組みを作ることをおすすめします。 片づけの場合だと「物の定位置を決める」ことがとても大切です。家の中のすべての物に「物の住所」を決め、家族全員が定位置に戻すルールを徹底します。 例えば「ランドセルは玄関のクローゼット」「病院の診察券やお薬手帳はリビングのキャビネット」「リモコンはテレビボードの引き出しの専用トレイ」など、しっかりと定位置を決め家族全員で共有することで、片づけをどうするか悩まずに済みます。 他にも、掃除用具は各場所に設置しています。洗面所には洗面所の掃除道具、キッチンにはキッチン用の掃除道具を。カウンターを拭くための布巾やスプレーを置いておき、掃除したいときにすぐ取りかかれる状態にしておきます。隙間時間になにも考えなくてもすぐに掃除できる仕組みを作っておくのがポイント。こうやって「悩まない仕組み」を作ることで、シンプルな家事の流れを作ることができます。
5. 家事代行サービスや家電に頼ってOK
最近では、家事を効率化するための便利なサービスや家電がたくさんありますよね。家事代行サービスや食材配達サービスを利用することで、家事の負担を軽減できます。また、お掃除ロボット乾燥機つき洗濯機、自動調理器具など、時間を大幅に節約できるアイテムを活用するのも一つの手です。 私は、3人目を妊娠中に産後のことを考えて、食材配達サービスやお掃除ロボット、食洗機を導入しました。今振り返ると、これらのサービスや家電に頼っていなかったら、ワンオペでの家事育児に対応できていなかったでしょう。今では手放すことができない、暮らしになくてはならない必需品です。 初期投資やランニングコストがかかることもありますが、限られた時間を有効に使うために必要なコストと考えています。 「時間が足りない」「もっと自分の時間が欲しい」「家事がストレスに感じる」といった悩みがある方は、今の「家事」をほんの少し見直すだけで、考え方や取り組み方が大きく変わるかもしれません。 これらの『時短家事5か条』を無理なく取り入れることで、思いがけず暮らしが楽になる可能性もあります。家事を効率化して、自分や家族のための時間を増やし、ストレスのない、ほどよい暮らしを目指してみませんか?