「日本人は家事を頑張りすぎている」時短のプロが断言する“家事を減らす”5つの秘訣
2. 一人だけで頑張らない
家事は「家」の「事(こと)」ですから家庭全体のためのものです。 一人だけで全ての家事を抱え込んでしまうと、疲労やストレスが溜まってしまいます。そこで、家事シェアの工夫を取り入れると、家事の負担を減らしてより効率的に進めることができますよ。 わが家では、夫はもちろん子どもたちとも家事を分担しています。 ポイントはそれぞれが「できること・得意なこと」をシェアすること。家事を細分化して、無理なく分担するようにしています。 例えば「洗濯」という家事も細分化すると…… 1.洗濯ものを分別して、洗濯機を回す 2.洗い終えた洗濯物をカゴに出し、部屋干しスペースに移動させる 3.洗濯物を干す 4.乾いた洗濯物を取り込む 5.元の場所に収納する これをすべて毎日一人でこなすとなると大変ですよね。わが家の洗濯物の家事分担はこちら 1.洗濯ものを分別して、洗濯機を回す →各自で分別、私が洗濯機を回す 2.洗い終えた洗濯物をカゴに出し、部屋干しスペースに移動させる →小1息子 3.洗濯物を干す →私OR夫 4.乾いた洗濯物をクローゼットに戻す(2階分) →中1長女 5.乾いた洗濯物をクローゼットに戻す(1階分) →小5次女(息子は自分の分) 子どもの家事シェアについては、園や小学校など外での活動が基準になります。自分の持ち物を管理できるようになったら、家事シェア参加開始の合図ではないでしょうか。 家族全員が何かしらの役割を持つことで、「一人で頑張らない」環境を作ることが大切です。
3. 自分を褒めて、周囲に感謝する
家事をこなす中で、ついつい自分に厳しくなりがちです。だけど、どんなに小さなことでも、自分を褒めることが大切。私は「今日できたこと3つ」を頭に思い浮かべて寝ることが多いです。 「ポストの拭き掃除をした」「宅急便を出しに行った」「不要な食器を手放した」など、どんな些細なことでもいいんです。家事が思ったように進まなくてもなんとなくポジティブな気持ちで1日を終えることができますよ。 家族にも、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。私は特に子どもたちには、少し大袈裟なくらいに「ありがとう!◯◯のおかげで助かったよ」と伝えるようにしています。 そのおかげか、子どもたちは「役に立ったんだ」と実感し、次も張り切ってお手伝いをしてくれます。