大阪市・松井市長が定例会見4月15日(全文1)まん延防止措置の効果見極めが必要
プラごみ海洋汚染問題にどう取り組むのか
司会:それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名と氏名をお名乗りの上、ご質問をお願いします。質問は市政関連のみでお願いします。では幹事社のテレビ大阪さん、お願いします。 テレビ大阪:幹事社、テレビ大阪の近藤です。発表案件について質問させていただきます。プラスチックごみの海洋汚染については世界的な課題となっていますが、この問題について大阪市としてこれまでにどのように取り組んでこられたのか、また今後どのように取り組んでいくのかという具体的なお考えを、松井市長もご出演されたということで、この動画作成に込められた思いとともに教えてください。 松井:本市は平成31年1月、大阪府と共に「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を行い、同年5月には市としてプラスチックごみ削減目標を設定し、「大阪エコバッグ運動」やマイボトルの利用を促進して、推進してきました。今後は令和3年3月に府市で策定した大阪ブルー・オーシャン・ビジョンの実行計画の下に、今回の取り組みに加えてプラスチック製品の使用抑制と環境への流出削減、プラスチックの資源循環に向けた地域活性化システムの推進や良好な水環境の創造に取り組んでいきます。 この動画ですけれども、海洋プラスチックごみ削減の取り組みに寄与することはもとより、通天閣や大阪城などを背景に取り入れ、視聴された市民の方々や世界の方々に大阪と世界のつながりを感じていただきたいという思いを込めて作成いたしました。
学校活動を制約する要請への受け止めを
テレビ大阪:もう1点質問させてください。新型コロナについてです。冒頭ご発言もありましたけれども、きのう大阪府の対策本部会議で部活動の休止など、これまで第2波や第3波のときにはなかったような学校活動を制約するような内容の要請も決まってきました。これについての市長の受け止めをお願いします。 松井:これ、大阪府で部活動によるクラスター発生してますんで、やっぱり大きな声を出す、そして近い距離で行動をする、汗もかくし、飛沫も飛ぶということで、部活動についてはその部活動の内容に合わせて、原則休止を大阪市の教育委員会も、そういう形で判断をしたということです。 部活動の内容の、そういう体育会系じゃない部活動で、距離が取れて、飛沫感染の心配のない、そういう部活動は別に従来どおりですけれども、やはりそういう運動部、近い距離で、武道なんていうとやっぱり近い距離で、組み手等々がありますから、そういうところは非常にやっぱり心配があるんで、リスクも高いんで、原則休止ということにいたしました。 司会:次の質問をお受けします。朝日新聞さん。