ゴルフで100切るために絶対必要なセカンドショットのマネジメントとは? もしもラフに入っても安心、ボールの浮き沈み別の打ち方も徹底解説!
『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』#2
ゴルフでいいスコアを取るために大事なセカンドショット。しかし、「ピンに近づけたい」など、気持ちばかり焦ってミスをする方も多いはず。どうすればミスは少なくなるのか? ラフに入ったときに注意すべき点とはいったいどこか。 【画像】ラフにすっぽりボールが埋まっているときの構え方の正解は… 『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』(KADOKAWA)より、一部抜粋・再構成してお届けする。
「とりあえず近くに」ではスコアはまとまらない
距離が長いホールだと、パーオンを諦めなければいけないことがあります。 そういう時、ほとんどのゴルファーは、「できるだけ長いクラブで、とりあえず近くまで運んでおこう」と考えるのではないでしょうか。 しかし、このやり方は、賢い選択とはいえません。 賢い選択とは、自分の得意なクラブの距離を残すことです。例えば、ピンまでが230ヤードで、得意クラブの飛距離が100ヤードなら、130ヤードを打って100ヤードを残すというように。 そういう選択をするためにも、得意な番手&得意な距離を作っておくことが大事になります。オススメは、フルショットで100ヤードが打てるクラブ。ぜひ見つけてみてください。 私はフルショットで100ヤードが打てる54度の距離を残すようにしています。 POINT:得意クラブの距離が打てる地点にボールを運ぶ グリーンまでの距離がある時、少しでも近づけておきたいと思う人が多いが、「得意なクラブの距離を残す」というのが賢い選択。そうすればセカンドショットのミスが減り、大叩きもなくなる
距離の調整をしながら打つのは難しい
グリーンまで届きそうな距離の時、クラブ選択に悩むもの。特に、〝ビトウィーン〞の距離(番手と番手の間の距離)だと、「大きめのクラブでコンパクトに打つべきか」「小さめのクラブで強めに打つべきか」で迷う人も多いのではないでしょうか。 結論から言えば、微妙な打ち分けはあまりしない方がいいでしょう。というのも、多くの人は普段の練習で、「5~10ヤード距離を調整する練習」はしていないと思うからです。 そもそも左右の誤差を考えると、10ヤード前後のタテ距離の誤差は、それほど影響はないはず。それよりも手にしたクラブでナイスショットを打つ方が大事です。 ピタッと合わせたい気持ちは分かりますが、それほど神経質になる必要はないのです。 POINT:左右同様、前後もブレるものだと考えよう 左右のブレはあまり気にしないのにタテ距離はピッタリ合わせようとするのがアベレージゴルファーの悪いクセ。どの番手で打つかを決めたらスイングでの調整はしないように