「くだらない」現RIZIN王者は複雑な本音…平本蓮vs朝倉未来『THE MATCH 2』再戦決定の裏に賛否両論「モヤモヤ感も含めて再戦するしかない」
2024年、RIZINの大晦日イベントは13:00開始、メインイベントの途中で年を越す長丁場になった。 【激闘写真】王者クレベルが鈴木千裕の顔面に拳を振り下ろし…流血戦となったタイトルマッチの迫力写真。再戦が発表され握手する平本蓮、朝倉未来の表情は…?この記事の写真を見る。 2部制での開催で、2部が通常と同じ『RIZIN.49』。タイトルマッチ3試合などトップファイター中心だ。第1部は初開催の『雷神番外地』、こちらは初参戦の選手が多かった。 昨年7月に対戦した平本蓮と朝倉未来、それぞれが率いるチームの対抗戦。MMAもあればキックルールもあり、平本はこの大会のために古巣のK-1で元王者の朝久泰央を“スカウト”している。 イベント冒頭には、VTRでRIZINのCEOである榊原信行からサプライズ発表も。平本と未来の再戦だ。舞台は5月4日、東京ドーム。『THE MATCH 2』として開催されるという。
ファン待望のリマッチだが…背景に残る「モヤモヤ」
言うまでもなく、『THE MATCH』とは2022年6月に東京ドームで行われたメガイベントだ。那須川天心vs.武尊の“世紀の一戦”を実現させるための大会だった。那須川の主戦場RISE、武尊のK-1が協力し、その間にRIZINが入って大会を運営するという座組。 前回は立ち技格闘技のイベントとなったが、今回は平本vs.未来を筆頭にMMAもラインナップ。昨年の平本vs.未来は『超RIZIN.3』という大会のメインだったが、今回は『THE MATCH』のネーミングが使われる。榊原によると、那須川vs.武尊のような目玉カードありきの大会で、かつ東京ドームという特別な会場であることがその理由だ。RIZINの枠を超えて、より一般層にアピールしやすい大会名かもしれない。 ファン待望のリマッチ。そう言っていい試合だ。未来は前回「平本に負けたら引退」を表明し、実際にそうした。東京ドームは復帰の舞台ということにもなる。 ただ再戦決定の背景には「モヤモヤ」があることにも注目すべきだろう。強い選手、面白い選手同士の対戦だから何度でも見たい、そんな単純なものではないのだ。
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