今みんなが見てるアニメはこれ! 「Amazonプライム視聴ランキング」2位は『アオのハコ』1位は…【2025年1月版】
Amazonプライム1月の視聴ランキング:トップ10
10位:『レッド・ワン』 9位:『はたらく細胞』 8位:『PERFECT DAYS』 7位:ドラマ『【推しの子】』 6位:『オッペンハイマー』 5位:『ダンダダン』 4位:『すずめの戸締まり』 3位:『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』 2位:『アオのハコ』 1位:『劇場版 SPY×FAMILY CODE:White』
Amazonプライム1月の視聴ランキング:見放題配信スタートの新作が続々ランクイン! やや中性的な作品が多い印象も
2025年1月の視聴ランキングは、秋アニメの話題作と12月末から1月にかけて見放題配信スタートの作品がにらみ合うような結果となりました。放送開始以降、トップ10入りを続けてきた『ダンダダン』や『ブルーロック 第2期』などはすでに放送が終了している作品ですが、冬アニメとしてスタートしている作品がまだ少ないこともあり、先月から引き続き上位をキープしている模様です。 そんな中2位の『アオのハコ』は放送開始以降、他の秋アニメを一気に追い抜く形で、初のトップ3入りを果たしました。日によっては1位にランクインするなど、非常に好調です。好調の理由として考えられるのは、他の話題となった秋アニメが1クールで終了している中、同作は1月2日から早くも2クール目に突入。冬アニメで放送開始している新作もまだ数が少なく、秋アニメ・冬アニメ含めて現状ではややライバルとなる作品が限られているという状況が追い風になっているのかもしれません。もちろん2クール目に入って、物語が盛り上がりを見せているのもランキングを押し上げている要因と言えるでしょう。 また1位の『劇場版 SPY×FAMILY CODE:White』や4位の『すずめの戸締まり』など、見放題配信開始となって間もない作品も上位に入っています。劇場版『SPY×FAMILY』は12月22日から『すずめの戸締まり』は1月1日の元旦から配信がスタート。いずれも公開当時から興行的に成功したタイトルで、再び見たいという視聴者が多くいたものと考えられます。特に『SPY×FAMILY』は年齢問わず見やすく、家族団らんするクリスマスから年末年始のシーズンと相性が良い内容だったというのも、重要なポイントでしょう。 あくまでも筆者の印象ではありますが、男性向けとも女性向けとも言い難い、やや中性的な作品が多いというのも今月の特徴かもしれません。2位の『アオのハコ』は少年ジャンプの作品ですが、『僕の心のヤバイやつ』のような少年向け恋愛作品特有の性的な妄想がかなり抑制されています。青春の瑞々しさにフォーカスされている印象があり、むしろ少女漫画風と言っても良いかもしれません。 1位の『SPY×FAMILY』は男女年齢問わず見やすい家族もので、3位の『ブルーロック』は美形キャラが多いこともあり女性人気が高い反面、デスゲームものの魅力やシビアな展開は青年漫画的なリアリティがあり男女問わず支持されています。『すずめの戸締まり』も全体的にジブリ風味のする作風で、男女問わず見やすくデザインされています。 『ダンダダン』は少年漫画的な性的妄想が多分にあるため、やや男性向けと言えますが、戦うヒロインなど女性キャラの活躍も目立つため、女性人気も高い作品。こうして見ると、ランキング全体を通してはっきり女性向け、男性向けと判別できるような作品が少ないような印象を受けました。 さらに今月は、毎月ほぼ必ず3作品程度はランクインしている「異世界転生もの」が、1月4日時点で1作も入っていないというのも大きな特徴です。異世界転生ものの場合は「悪役令嬢もの」や「俺TUEEE系」、そして「ハーレムあるいは逆ハーレム」などの展開が多く用意されているため、男性向け・女性向けが比較的判別しやすくなっていますが、その異世界転生ものが少なかったことも、上記で述べたランキング全体の中性的なイメージを作り出している要因かもしれません。
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