VRに身体ごと入れるフルトラセンサー、1時間動いてもズレません
実は初代HaritoraXから、似たような構造ではあったんだけどね。 ビートセイバーのアバタープレイ動画を撮りたい方や、VRChat/clusterにハマって身体ごとバーチャル空間にダイブしたい方に人気のフルトラセンサー(フルトラッキングセンサー)。知る人ぞ知るデバイスなんだけど、欲しがる人も、製品も、年々増えているんですよね。 【全画像をみる】VRに身体ごと入れるフルトラセンサー、1時間動いてもズレません そして、早い段階から手軽に使えるフルトラセンサーを作ってきたShiftallから、新型モデル「HaritoraX 2」が発表されました。 新型のいいところは、ズレにくいということ。 “手軽に使えるフルトラセンサー”は構造上、地磁気や、部屋の中にある金属製の椅子やラック、PCケースやモニターアームなどが持っている磁気の影響を受けやすく、長時間使っていると身体の一部の向きが回転しがちでした。まるで透明人間に関節技をくらっているかのように。 HaritoraX 2は定期的なズレ補正を自動的に行なうことで、磁場が不安定な場所でも自分の身体とアバターの動きを一定に保ってくれる機能を採用。メーカーが公開している検証動画でも、1時間の利用でほとんどズレがないことが確認できます。 また、膝下ユニットに組み込まれたLiDARが足首の動きを見張っています。少ないセンサーユニット数で、多くの関節を検知できる設計になっているのが技アリ。 標準セットのお値段は3万9999円です。高いとみるか、安いとみるか、VR内でどれだけ身体を動かしたいかの気持ちの強さで決まりますね。 Source: Shiftall
武者良太