「音質はスタジアム級」JBLが車載用アンプの新シリーズ発表へ…CES 2025
ハーマン・インターナショナル・インダストリーズは、プレミアムオーディオブランドJBLの次世代車載用アンプシリーズ「ステージGT」を「CES 2025」で初公開する。このシリーズは、コンパクトセダンから大型SUVまで、様々な車種のカーステレオと統合し、走行中にスタジアム級の音質体験を提供することを目指している。 新シリーズには、「JBL STAGE GT 50011」と「JBL STAGE GT 60041」の2モデルが含まれ、90ワットから500ワットまでの出力範囲をカバーする。これらの内蔵アンプには、音質性能と使いやすさを向上させるための主要なアップグレードが施されている。 新たに搭載された「OEMロード検出システム」により、車両の電力系統に悪影響を与えることなく、新しいアンプに自動的に対応することが可能となった。また、ステージGTシリーズは、自動車市場で入手可能なほぼすべての従来型オーディオソースユニットとスピーカー構成に対応しており、車種を問わず幅広い汎用性を提供する。 クラスDモデルには、一時停止時の音声の一貫性と電池効率の向上を実現するスタートストップ車両機能が追加された。JBL STAGE GT 50011は、Qファクター調整機能を備え、よりカスタマイズされたサウンドと強化されたベース性能を実現している。 新シリーズは、従来製品の特長を引き継ぎつつ、競合他社より最大35%小型化されており、より柔軟な取り付けオプションを提供する。ユニット内の機能により、高入力とRCA入力の選択、スイッチ可能なEQ設定、過熱を抑える熱管理コンポーネント、電気的問題を防ぐ保護機能など、様々なリスニング環境に対応可能だ。 JBL STAGE GT 50011には、車の前席から簡単に調整できるリモートベースコントロールも搭載されている。 新モデルのJBL STAGE GT 50011とJBL STAGE GT 60041は、2025年第4四半期に発売される予定だ。
レスポンス 森脇稔