【スケボー】四十住さくら「納得して終わりたいからまだまだチャレンジ」 Xゲームズで新技挑戦へ
「めっちゃ落ち込んで泣いたけど、切り替えて楽しみたい」 9月20日に開幕するアクションスポーツの国際大会「XゲームズCHIBA2024」にむけ意気込みを語ったのは、スケートボード女子パーク東京五輪金メダルの四十住さくら選手。 【画像】“豪華ツーショット”スケートボード男子ストリートの堀米雄斗選手とサングラス姿の四十住さくら選手 連覇を目指して挑んだパリ五輪では、ラン3本中1本目は全て成功したものの、その後の2本を失敗。上位8人の決勝進出を逃す10位に終わりました。 四十住「大ケガをして大変な1年だった。出場も無理だと思ったところから、2回目の五輪に出られてうれしかったし、いろんな人に見てもらえて良かった。かっこよかったよとか、応援・励ましのメッセージをたくさんの人にもらった。東京五輪よりも今回の方が多く、1つずつ読んでいますが、それだけ応援してもらえていることがうれしいです」 四十住選手が逃したパリの表彰台には、2大会連続の銀メダルとなった開心那選手(当時15歳)ら、10代半ばの選手3人が登りました。四十住選手はまだ22歳ですが、女子パークの中ではベテランの域に達しています。 四十住「プレッシャーも良い意味でなくなった。今は追いかける立場となったが、まだ若い子には負けない。自分が納得して終わりたいから、まだまだチャレンジしていきたい」 “女王”から“挑戦者”へと立場を変えた四十住選手。その次の舞台が、日本で開催されるXゲームズです。1995年にアメリカで始まり、これまで世界192か国・5億世帯への映像配信が行われるなど、世界最大のアクションスポーツ国際競技会と言われています。日本では2年前に初めて開催され、四十住選手は日本開催の女子パーク初代女王に輝きました。 四十住「五輪も大きい大会だけど、Xゲームズはアクションスポーツで最も大きい大会。1年前はケガで出られなかったけど、日本開催で友達も来るので、みんなに見て楽しいと思ってもらえるような姿を見せたい。五輪決勝の舞台で出せなかった技や、新技を披露したい」 四十住選手が使用を予定しているスケートボードは、桜と虎がデザインされたオリジナルモデル。桜のように"美しく"、虎のように"いかつい"滑りで、再びさくらの花を咲かせます。 【スケートボード女子パーク 主な出場選手】 パリ五輪金メダル アリサ・トルー(オーストラリア/日本) パリ五輪銀メダル 開心那(日本) パリ五輪銅メダル スカイ・ブラウン(イギリス/日本) 東京五輪金メダル 四十住さくら(日本) 21年米国大会銀メダル 手塚まみ(日本) 23年千葉大会銅メダル 藤井雪凛(日本)