マンチェスター・Uが勝利(C)Getty Images

プレミアリーグは1日に第13節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドとエヴァートンが対戦した。 【動画】復活の兆し！ラッシュフォードが見事な2ゴール アモリム監督就任初戦は苦しみながらドローで終えたが、ミッドウィークのボデ・グリムド戦で待望の初勝利(3-2)を飾ったマンチェスター・U。13位に沈む中でいち早くプレミアリーグ初勝利が欲しい中、本拠地オールド・トラッフォードに15位エヴァートンを迎えた。最前線にはザークツィーを起用し、ブルーノ・フェルナンデスとラッシュフォードが攻撃的ポジションに入っている。 立ち上がりから積極的に前に出るマンチェスター・Uは、3分に復帰を果たしたメイヌーのミドルシュートを放つと、7分にはダロト、19分にはラッシュフォードがビッグチャンスを迎えた。一方、エヴァートンもカウンターから相手ボックスまで迫るシーンを複数回作り、21分には中央突破からベトに決定機。序盤から両チーム良い場面を作っていく。 すると34分、マンチェスター・Uが先制に成功。CKからブルーノ・フェルナンデスがマイナス方向へ浮き球を送ると、走り込んだラッシュフォードがダイレクトボレー。シュートが相手DFに当たってネットを揺らした。背番号10のリーグ戦2試合連続ゴールでリードを奪うと、41分には追加点。敵陣高い位置でディアロがボールを奪ってショートカウンターを発動すると、最後はザークツィーがシュートを突き刺した。新加入FWの開幕戦以来となるゴールで、ホームチームが2点リードして前半を折り返す。 リードして後半に臨んだマンチェスター・Uは、開始1分も経たずにで決定的な3点目。ザークツィーが右サイドのスペースにパスを送ると、ディアロがドリブルで持ち運び、最後はラッシュフォードがネットを揺らした。調子を上げるエースのこの日2点目で、ホームチームが試合を決めにかかる。 大きなリードを手にしたマンチェスター・Uは56分、デ・リフトとマズラウィを下げてマグワイアとショーを投入。すると64分、再びディアロが敵陣でボールを奪ってそのままドリブルで運ぶと、ザークツィーが流し込んだ。ザークツィーにもこの日2点目が生まれ、リードを4点まで広げた。 ダメ押し弾が生まれたマンチェスター・Uは、66分にブルーノ・フェルナンデスとカゼミーロを下げてガルナチョとウガルテを投入。主力選手を休ませつつ、試合のコントロールを狙う。85分にカルヴァート＝ルーウィンに決定的なヘッドを許したが、ここはGKオナナがファインセーブ。そのまま失点を許さず、4-0で快勝を収めた。 これでアモリム監督体制待望のプレミアリーグ初勝利を挙げたマンチェスター・U。勝ち点を19まで伸ばし、4日に控える次節アーセナル戦に弾みをつけた。