菅首相が会見 「宣言」に4府県追加(全文2)日本にロックダウンはなじまない
菅義偉(よしひで)首相は30日夜、官邸で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「菅首相が会見 「宣言」首都圏3県と大阪府も追加へ(2021年7月30日)」に対応しております。 【動画】菅首相が会見 「宣言」首都圏3県と大阪府も追加へ(2021年7月30日) ◇ ◇
具体的にはどれぐらいの人を減らすのか
江川:フリーランスの江川紹子です。よろしくお願いします。ワクチンについては菅首相は常に具体的な目標を明確にして進めてこられていると思います。ただ、当面はワクチンが行き渡るまでは人の接触や移動の機会を減らしていくしかないわけで、先ほどさらに人流を減らすようにということもおっしゃいましたが、それに関しては具体的な目標と、それからそれを実現するための方法というものが示されていません。具体的にはどれぐらいの人を減らす、あるいは人と人との接触の機会を減らすということが目標としてあるのか、そしてそのためには具体的に何をしていくのかということで、先ほどテレビ観戦を勧められましたけれども、それだけでその目標が到達できるのかということをお伺いしたいと思います。尾身先生にも同じことをお聞きしたいと思います。お願いします。 菅:これは東京大会が開催が決定してから、東京都内における、これは東京都内が圧倒的にオリンピックの会場もありますから、そういう中で東京に集中する人流を防ぐための対策というのは当時から考えて行ってきています。それが車の乗り入れ3割減だとか、あるいはテレワークによって、確か6割ぐらいだったと思いますけど減をするとか、それは東京都と連携をしてそうしたことを対応してきているということもこれは事実であります。 そして結果的に新たに、これは人流、無観客になる、観客を入れてのときでも30万は首都圏の人流を少なくする、そうした対策を練っていましたので、そうしたものに基づいて今は行っているということであります。 江川:具体的な目標は、今の目標はなんですか。 菅:ですから大会に集中する人のそれよりも少なくするということです。ですからそこはできていると思っています。 江川:【********00:32:49】。 司会:自席からのご発言はお控えください。 尾身:今はワクチンのことですよね。 江川:じゃなくて人流をどれぐらい減らしていくか。 尾身:人流の話ですか。私は今、いろんな課題がありますけども、1つの課題、重要な課題の1つは、人々がコロナ慣れ、緊急事態宣言慣れ、それからデルタ株のこともあるし、夏休みがあり、お盆があり、4連休があり、オリンピックがあるということで、なかなか危機感が伝わりにくい状況があると思いますね。実は感染がどのようにして起こるのかということはもうかなりエビデンスが出ていると思います。