小池都知事が記者会見11月20日(全文2完)どの世代も等しく注意を
かじ取りの難しさをどう感じているのか
テレビ朝日:テレビ朝日の鈴木と申します。よろしくお願いします。知事は常々Go To トラベルもEatも国の政策だというふうにおっしゃっているかと思うんですが、その政策が進むと、同時期に感染が全国的に広がっていて、感染状況が悪化すると時短要請をどうするのかですとか、負担がのし掛かる現場への対策を自治体が判断を迫られるという状況かと思いますが、その中でのかじ取りの難しさですとか、知事が感じていらっしゃることを教えてください。 小池:国のほうでも専門家の皆さま方が、マスクをしながら食事をしましょうなど呼び掛けておられます。結局は基本を守れとおっしゃっているんだろうというふうに思います。その意味で、皆さま方には基本を守る上での分かりやすい、なんて言うんでしょうか、ポイントとして、「5つの小」ということを申し上げておるわけであります。今日も分科会開かれるとは聞いております。さまざま策をまた講じられるのではないか、どのような形でそれを出してこられるのか存じませんけれども、Go Toキャンペーン、トラベルもEatも国が責任を持ってやっておられるというふうに考えております。それを徹底していただきたいと思います。
国の営業時短協力金への見解を聞きたい
朝日新聞:朝日新聞の長野です。よろしくお願いします。国の営業時短の協力金の補助制度について伺います。庁内では、都で利用しても財政負担のほとんどを都が負うことになるという声もありますけれども、こうした声を踏まえて知事はこの制度についてどう思われているか、そのご見解をお聞かせください。 小池:基本はどれぐらいの効果があるのかということを確認しなければならないと思います。今、国のほうがおっしゃっているのは、エリアとか業態を限定してという話をしておられますけれども、それによる休業要請っていうことについては、効果的な感染防止対策につながるのかどうかっていうことについて疑問があるということであります。いずれにしましても、感染状況、東京iCDCの専門家のご意見を聞きながら進めていくということでございます。