【大分県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 「長崎鼻」感性を刺激する150万本のひまわり畑
◆三隈川に浮かぶ遊船
趣きのあるひと時を満喫できる遊船。幾艘もの遊船(屋形船)が三隈川に浮遊しながら提灯の灯りを揺らす様子は、水が磨く郷・日田ならではの絶景だ。 夏場には三隈川で、日田の風物詩である鵜飼のショーが催される。三隈川で鵜飼が行われるようになったのは今から400年ほど前。日田を統治した豊臣秀吉の家臣が岐阜から鵜匠を招いてはじまったと言われている。 江戸時代には屋形船から鵜飼を見物する川遊びが人気になり、いまでは200年の伝統を誇る“日田の夏の風物詩”。船上で会席料理をいただいたり、日田の名物でもある鵜飼を見たりと、風情ある時間を過ごそう。 三隈川に浮かぶ遊船(みくまがわにうかぶゆうせん) 所在地 大分県日田市三隈川
◆タデ原湿原
タデ原湿原は、阿蘇くじゅう国立公園のくじゅう連山北麓に広がる中間湿原。 「野焼き」によって環境が維持された湿原には多種多様な生き物が生息しており、国際的に重要な湿原として、坊ガツル湿原と共にラムサール条約に登録されている。 中間湿原としては国内最大級の面積を持ち、貴重な湿原植物が群生。遊歩道を設けているので、四季折々の花を見ながら自然散策が楽しめる。ガイドツアーも定期的に開催しているのでくじゅうの自然を学びながらの散策も可能だ。 タデ原湿原(たでわらしつげん) 所在地 大分県玖珠郡九重町田野255-33
◆臼杵石仏のハス畑
臼杵石仏は、61体の磨崖仏が国宝に指定されている石仏群。この敷地内にある臼杵石仏公園にはハス畑があり、夏にはきれいなハスの花が咲き誇る。 ハス畑には大賀蓮を中心に、純白の沙羅や色が変わっていく酔妃蓮などのハスが植えられ、延べ約1万ものハスの花が咲く見込みだ。2024年はハスの見ごろである7月の期間、石仏の里蓮まつりを開催。音楽イベントや蓮花茶サービスが提供されるなど、さまざまな催しが行われる。 開花時間は早朝から午前中にかけてなので、早めに訪れるのがおすすめ。 ※畑によって開花状況は異なる。 臼杵石仏のハス畑(うすきせきぶつのハスばたけ) 所在地 大分県臼杵市大字深田804-1(国宝 臼杵石仏周辺ハス畑)
◆九重“夢”大吊橋
九重“夢”大吊橋は鳴子川渓谷の標高777メートル地点に架かる歩道専用吊り橋。 全長は390メートル、川床からの高さは173メートルと日本一の規模を誇り、吊り橋を渡るスリルと共に雄大な自然の絶景を楽しめる天空の散歩道だ。 橋の上から見る眺めは壮観! 日本の滝百選の1つ「震動の滝」や、新緑と紅葉の名所「九酔渓」を望むこともできる。 九重“夢”大吊橋(ここのえゆめおおつりはし) 所在地 大分県玖珠郡九重町大字田野1208 ※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。 ※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
CREA編集部