蒸し野菜もおこわも簡単!「せいろ調理」の基本とおすすめレシピ
【作り方】 1.せいろにクッキングシートを敷き、お好みの野菜と豚ロース薄切り肉を入れる(今回はキャベツ1/8個、れんこん50g、人参少々を使用)。
2.鍋にお湯を沸かし、お湯が沸騰したらせいろを乗せ、沸騰を保った状態で20~30分蒸す。
3.★の調味料を混ぜ合わせる。 4.豚肉に火が通ったら火を止め、3のごまソースを添えて完成。 せいろは野菜やお肉、魚など、何でも入れるだけで簡単に蒸し調理ができます。 あぶらを使わずにできるのもポイントです。 今回は濃厚なごまポン酢ソースを合わせました。 このまま食卓に出しても華やかで、蒸すことで野菜のかさも減って食べやすくなります。 寒い季節には温かい温野菜をサラダ代わりにして、野菜不足を解消するのもいいですね。 エネルギー:346kcal 食塩相当量:1.1g
【作り方】 1.もち米は何度か水を変えながら研ぎ、1時間~2時間浸水させておく。カリカリ梅は小さめの角切りにする。大葉は千切りにする。★の材料を混ぜ合わせておく。 2.鍋に湯を沸かす。せいろにクッキングシートを敷き、水を切ったもち米を入れ、ちりめんじゃこをのせる。
3.お湯が沸騰したらふたをしたせいろを乗せ、沸騰を保った状態で30分蒸す。
4.一度火を止め、★の1/3量を振りかけて全体をよく混ぜる。再度火にかけ、10分蒸し、同様に★の1/3量を振りかける。これを合計3回繰り返す。 5.もち米が蒸しあがったら火を止める。カリカリ梅、大葉、白いりごまを混ぜ合わせて完成。 せいろがあれば、おこわも簡単に作れます。 時間はかかりますが、鍋で炊くごはんのように吹きこぼれる心配や、水の量が多い、少ないなどの心配はいりません。 またふたを開けて確認しやすいので蒸し加減を都度チェックできて、固かった、柔らかかったなどの食感の失敗がないのもポイントです。 今回はシンプルなレシピをご紹介しましたが、中華おこわや山菜おこわ、うなぎおこわなどさまざまなレシピに応用できます。 せいろ調理は上下でムラがあるので、何度か混ぜて火の通りを均一にする作業が必要です。 その際に振り水という水と塩を混ぜたものを振りかけ、ここで水分を調整しつつ、まろやかな塩味をつけています。 今回はちりめんじゃこにもカリカリ梅にも塩気がしっかりあるので、振り水だけでちょうどいい塩加減になりますよ。 エネルギー:242kcal 食塩相当量:2.2g * * * せいろ蒸しの蒸気はとても熱いので、自分とは反対側にふたを少し開けて蒸気を逃がし、その後自分側にふたを開きましょう。 やけどには十分注意してくださいね。 文/矢崎海里(やざき・かいり) 管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。おいしく食べて健康になれるごはんを研究中。
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