鶴田真由さんが「仕事とプライベートの境界線をあまり意識しない」納得の理由とは?
2024年12月8日よりWOWOWにて放送・配信がスタートした「連続ドラマW 誰かがこの町で」に出演される鶴田真由さん。「同調圧力」や「忖度」といった生々しいテーマを背負った社会派ミステリーに対する思いと、鶴田さんのライフスタイルやお仕事との向き合い方などについて、お話を伺いました。 【画像】鶴田真由さんが「特殊能力に驚いた」共演俳優との共演シーン、魅力あふれるインタビューカット全7点
セリフを覚えるのにいつもの3倍時間がかかりました
――今回のドラマには主演の江口洋介さんの上司で、弁護士役としての出演でしたが、撮影時印象に残っているエピソードがあれば教えてください。 「とにかくセリフを覚えるのが大変でした。説明ゼリフが多かったからですかね。こんなにセリフが入らなくていいんだろうかって。これって歳のせいかな!?と少し焦りました......。もともとセリフ覚えが早い方ではないのですが、普段と比べてたぶん3倍ぐらいかかりましたね」 ――セリフはどうやって覚えていらっしゃるんですか? 「音読して覚えるのと、自分の声を録音して聞いて覚えるのと2本立てでセリフを入れるのが私のスタイルなのですが、今回はあまりにも覚えられないので思わず現場で共演者の方々に聞いてみたところ、みなさんも『大変だ』とおっしゃっていたのでホッとしました。もちろん私の記憶力低下も多少あると思いますが、それだけではなかったんだなと(笑)」 ――江口洋介さんも大変だとおっしゃっていましたか? 「そうはおっしゃっていましたが、江口さんはセリフ覚えがかなり早いんです!ちょっとびっくりしました。セリフが多いのにものすごい集中力で覚えていて、これは特殊能力だなと思いました」 ――鶴田さんから見て主演の江口さんはどんな方ですか? 「すごく風通しがいい方だなと思いましたね。あまり何かにとらわれている感じがないといいますか。同世代ですが、今まであまり共演する機会がなくて、昔「GOEMON」という映画で少しだけご一緒させていただいて以来でしたので、今回がほぼ初めましてのような感じでした」