BMW、高性能モデルの代名詞『M3』のセダン/ツーリングを刷新。出力も20PS向上させ530PSに
後輪駆動をベースとしたインテリジェント4輪駆動システム“M xDrive”を組み合わせた、BMWが誇る高性能モデルの源流的存在『M3』が、セダン、ツーリングともに一部改良を受けて登場。新たにアダプティブLEDヘッドライトを採用し、官能的な直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンの出力を20PS向上させた530PSとし、9月10日より発売が開始されている。 【写真】レーシーな空間が演出された新型BMW M3のインテリア 最新の“Mハイ・パフォーマンス・モデル”であり、日本に導入されるのはさらなる高性能版“Competition(コンペティション)”を基本とする『M3』だが、最高出力510PS/6250rpm、最大トルク650Nm/2750-5500rpmとなっていた従来モデルに対し、出力を20PS向上させ530PSとしたのがハイライトとなる。 セダン、ツーリングの両モデルともにM専用となるサイド・ギル、ドア・ミラー、ダウンフォースを獲得するためのリヤスポイラーを標準装備し、フロントマスクではより精悍な印象を与えるアダプティブLEDヘッドライトを装着。さらにリヤを眺めれば、迫力あるMスポーツ・エキゾーストや空力特性を向上させるディフューザー、そしてよりワイド化されたトレッドを採用する。 一方のインテリアは、Mスポーツ・シートやMロゴが輝くドアシル、Mモデル専用にデザインされたメーターパネル、M専用ステアリングがレーシーな空間を演出する。 そして現行モデルより初採用となったM専用4輪駆動システムのM xDriveは、制御システムのドライビング・ダイナミクス・コントロールに加え、車両安定性をサポートするDSC(ダイナミッック・スタビリティ・コントロール)とも協調。 基本設定の『DSCオン・4WDモード』を始め、リヤアクスルへの駆動トルク配分が増すMダイナミック・モード(MDM、4WD Sport)や、DSCオフ時に選択可能な『4WDモード』『4WD Sportモード』『2WDモード』など、多彩な駆動制御が選択できる。 もちろん、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」や、対応のスマートフォンでドアの施錠・解錠、エンジンの始動まで可能なBMWデジタル・キーの機能も搭載。セダン、ツーリングともに右ハンドル仕様となり、価格は1430万~1440万円(税込)となっている。 BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437 BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp [オートスポーツweb 2024年09月12日]