【東京】パンがおいしいモーニングのお店5選
都内でパンがおいしいモーニングのお店を紹介します。
1. 赤坂〈Filemone〉で無農薬野菜と新鮮な海の幸を余すことなく使った贅沢プレート
人気のイタリアン〈シュリシュリ〉で腕を磨いたシェフの新田大介さんとサービスの森裕太さんがタッグを組み、2022年7月にオープンさせた〈Filemone〉。それぞれの出身地である山梨と長崎の生産者の元へ足を運び、厳選した山海の幸がふんだんに使われている。「コンセプトは、イタリアの郷土料理と日本の四季を融合させた一皿」と森さん。1年目から『ミシュランガイド』に掲載され、2年目となる2024年の5月から、阿部恵里香さんをシェフに抜擢し、モーニングプレートをメニューに追加した。「きっかけは、五島列島で漁を体験したこと。漁師の方と話すなかで、ディナーメニューで活用しきれないカマや尻尾などの魚の部位を、うまく循環させる方法はないだろうかと考えるように。そうして生まれたのが、このオープンサンドです」
アボカドの下に塗られているのは、カマや尻尾をペースト状になるまで丁寧に裏ごししたヒラマサのコンフィ。「酸味の強いマヨネーズと合わせることで、オープンサンドの定番であるアボカドにオリジナリティが生まれました。ドライトマトのサンドに使っているのは、バジルではなく春菊のペーストです。和の食材を採用し、〈Filemone〉らしさを加えています」
〈Filemone〉
住所:東京都港区赤坂8-12-12 赤坂アンドロン101 TEL:03-4363-2887 営業時間:8:00~11:00、11:30~14:00 、18:00~23:00 定休日:日休 席数:20 席 Instagram:@filemone_morning 店内は一面がガラス張りになっており、朝は太陽の明るい光が入る。
2. 三軒茶屋〈titoten〉でいただく野菜デリのモーニングプレート
センスあるケータリングで話題の〈マルサラ飲食店〉の新業態として生まれた〈titoten〉は、もうすぐ1周年を迎える。コンセプトは朝食とアペロ。8時からいただけるのは、しっとりとしたジャンボンブランをメインに、体も喜ぶ野菜たっぷりのデリ、〈チェスト船堀〉のパン3種と季節の果物を使った自家製ジャムがついたプレート。真ん中にのせられたウフマヨと、下に隠れたフムスも絶品だ。一人でもふらっと寄れるミニマムなカウンターも居心地がいい。料理を待つ間、自家製シロップのフルーツビネガー(炭酸割り)でシュワッと暑さも吹き飛ばそう。