大阪市・松井市長が定例会見1月27日(全文2完)総合区は今の24区制よりベター
一元化条例案、公明党は賛成しているのか
共同通信:すいません、共同通信です。先ほど公務の言及があった部分でちょっと確認なんですが、先ほどの一元化の話で、市長、公明党が反対する理由がないという判断をされていますからというふうにおっしゃられましたが、代表、自身としてそういった回答を公明党側からやりとりの中で受けているのかどうかについて、ちょっと確認をお願いします。 松井:何度も言うように、公明党さんとは都構想賛成で一緒に活動してきたわけなので、いちいちそれ、都構想は否決、反対多数になりました。公明党さんは二重行政を1つにまとめるということは、そもそも、もう当然進めるべきだという、そういう判断に基づいて都構想に賛成されているんだから、そのことを都構想より大阪市を、政令市を残す中で、二重行政のリスクをヘッジする、そういう条例案についてそもそも確認をするというよりも、もう当然反対をされる理由がないという前提でこれまで協議をしてきています。いちいち確認する必要ないでしょう。都構想賛成されているんだから。 共同通信:すいません、追加の確認で恐縮ですが、今のところそういった一元化条例の可否に関して、公明党さん側から代表のほうに何か回答があるわけではないということですか。 松井:僕からは、これ一緒に進めてくださいよはもう伝えていますから。そのときに、いや、それは無理やという、そういうような話ではありません。やっぱりよく住民に納得いただくために、議会で建設的な議論をしましょうねということです。 共同通信:ありがとうございます。
総合区条例案が継続審議になったら?
関西テレビ放送:関西テレビ、稲垣と申します。総合区の議論についてなんですけれども、議会での議論を待ちたいというところで、公明党さんのご判断として、なかなか住民だったり支援者だったりの説明で、2月議会での議決というのが難しいとなった場合、継続審議というか、継続しましょうということになった場合、先ほどご質問にあったような信頼関係といいますか、衆院選で対抗を立てるとか、その辺については先延ばしされた場合というのはいかがお考えですか。 松井:いや、先延ばしって、これから議論するわけですから。やはり、丁寧な議論を続けようということを僕として否定するものではありません。だから、前提として、皆さん、衆議院の選挙での、なんて言うかな、共闘みたいな話があると前提で言われているけど、公明党さんからわれわれ、支援要請もなんも受けてないわけよ、まだ。政党としてね。公明党さんから今回の選挙において、いつ総選挙あるかどうか分からないけど、正式にそういう形で協力を要請されても何もないわけなんでね。だから、そもそも衆議院選挙と絡められるというのも、公明党さんも本意じゃないんじゃないの。市議会公明党として。今は公明党さんとは大阪の将来、未来のために、やっぱり同じ方向を向いて前向きな議論ができていると、こう思っています。 関西テレビ放送:市長としてといいますか、維新として一元化条例と総合区というのはセットで出して、議決というのは当然目指されていると思うんですが、必ずしもセット、ありきで議決に持っていきたいというわけでもないわけですか。 松井:だって過半数もないわけですから。やっぱり公明党さんの理解、あとはもう自民、共産はとにかくこれまでと同様、とにかくもう自分たちの立ち位置というか、バッジの権力を守るということで、とにかくなんでも反対ですから。だからやっぱりまともな大阪の未来に向けての話ができるのは今、公明党さんしかないわけなんで。公明党さんと大阪の将来、未来について建設的な協議をしたいと思っています。 関西テレビ放送:ありがとうございます。 毎日放送:ほか、よろしいでしょうか。終わります。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見1月27日