【バドミントン】日本勢は決勝進出ならず。志田&松山、福島&松本は中国ペアに敗戦<中国マスターズ2024>
11月23日に開催されたBWFワールドツアー・中国マスターズ(Super750/深圳)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は女子ダブルス、女子シングルスが準決勝に進み、決勝進出をめざして海外選手らとしのぎを削った。 女子ダブルスは福島由紀/松本麻佑と志田千陽/松山奈未が準決勝に勝ち進み、それぞれ地元中国ペアと対戦した。志田/松山は、熊本マスターズ(Super500)準決勝で敗れている、譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シャンシュ)との再戦。第1ゲームは、序盤から連続失点を喫した志田/松山が12-21で失う。第2ゲームに入ると、後半まで互いにポイントを奪い合う接戦となったが、最後は17-18から相手ペアに抜け出されて0-2で敗戦。決勝進出はならなかった。
福島/松本は、中国の李怡婧(リ・イージン)/羅徐敏(ルオ・シュミン)と対戦。第1ゲームは連続得点でリードを広げる中国ペアに対し、福島/松本はなかなかとらえきれず17-21で先制を許す。第2ゲームも、6オールから6連続失点で6-12とされた福島/松本が、後半もそのまま押し切られて13-21。準決勝で敗れたものの、熊本マスターズに続き2大会連続で上位進出を果たした。
女子シングルスの宮崎友花は、世界トップのアン・セヨン(韓国)と激突。第1ゲームは5-21で失った宮崎だが、第2ゲームは8連続ポイントなどで14-8とリード。さらに得点をつかみ、宮崎が20-13とゲームポイントを手にした。しかし、ここからじわじわと点差を詰めるアン・セヨン。宮崎はなかなかストップをかけられず、ついに20オールと同点に。最後もアン・セヨンがポイントを重ね、宮崎が無念の逆転負け。ベスト4で終えた。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO