「TODA BUILDING」が開業。京橋に新たなギャラリーコンプレックスやミュージアムがオープン
4つのギャラリーが入居する新たなギャラリーコンプレックス
3階のフロアには、ギャラリーコンプレックスが誕生。「タカ・イシイギャラリー 京橋」「小山登美夫ギャラリー 京橋」「KOSAKU KANECHIKA」「Yutaka Kikutake Gallery」の4ギャラリーがスペースをオープンした。 小山登美夫ギャラリー 京橋では、12月7日まで杉戸洋の個展「『apples and lemon』- 『りんごとレモン』」を開催。1990年代のペインティング作品に加え、FRP素材で制作したりんごやレモンの立体作品が展示されている。 タカ・イシイギャラリー 京橋では、12月14日までポートレイトをテーマにしたグループ展を開催。荒木経惟、五木田智央、掛井五郎、サーニャ・カンタロフスキー、川原直人、グラハム・リトル、松岡一哲、森山大道、村瀬恭子、セル・セルパス、勅使河原蒼風、山下紘加ら12作家による写真や彫刻、絵画を鑑賞することができる。 KOSAKU KANECHIKAで同じく12月14日まで開催されているのは、十三代 三輪休雪の個展「エル キャピタン」。土の塊の内側をくり抜いて成形された独創的な茶碗《エル キャピタン》シリーズから、大型の新作を紹介する。 Yutaka Kikutake Galleryでは、12月21日までグループ展「ささめきあまき万象の森」を開催。奈良美智が近年訪問を重ねている北海道で出会った4人の作家による展覧会となり、植物の匂いが香る展示室内では、奈良に加えて、国松希根太、斉藤七海、渡辺北斗、BOTAN&sumireの作品が展示されている。 また、同じ3階の共用部にあるAPK ROOMでは、戸田建設の「ART POWER KYOBASHI」の取り組みのひとつとして、アートを起点に行うラーニングプログラム「APK STUDIES」を実施。約9ヶ月を1タームとするプログラムとなり、第1回の講師にはYutaka Kikutake Gallery代表の菊竹寛も名を連ねる。受講生の募集は2025年2月からスタートする予定だ。