【天皇賞秋】女王リバティアイランドはまさかの13着大敗 直線で反応できずショッキングな敗戦
[GⅠ天皇賞・秋=2024年10月27日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2000メートル] 27日、東京競馬場でGⅠ天皇賞・秋(芝2000メートル)が行われ、史上7頭目の牝馬3冠馬で1番人気に推されたリバティアイランド(牝4・中内田)は13着に終わった。昨年の秋華賞に続くGⅠ5勝目はならなかった。 川田将雅鞍上でレースは好位の外めを追走。リズムよく走り、直線も追いだすのを我慢するほどだったが、追ってからいつもの爆発力がなく、後続の追い上げにのまれ、馬群に沈んで初めての惨敗を喫した。 ドバイシーマクラシック(3着)以来、約7か月ぶり(中210日)の実戦だったリバティアイランド。今回、勝てば天皇賞・秋が距離2000メートルになった1984年以降では最長レース間隔でのVだったが、記録更新はならなかった(日本ダービーから中153日で勝った21年エフフォーリア、22年イクイノックスが最長)。 牝馬3冠馬7頭のうち、天皇賞・秋を勝ったのはアーモンドアイ(19、20年)のみ。ジャパンカップ連覇の偉業を達成したジェンティルドンナも2年連続挑戦(13、14年)してともに2着と勝つことはできていない。 これで天皇賞・春に16回、天皇賞・秋に15回騎乗した川田将雅だが、2019年・秋の2着(ダノンプレミアム)が最高着順。初制覇は来年以降に持ち越しとなった。
東スポ競馬編集部